清涼里から地下鉄中央線に乗り、終点の龍門駅で下車。前を歩く登山姿の、
アジョシについて行けば、バスターミナルへ行くかと思いきや、違ったみたい。
駅近くまで戻って、人に聞いてようやくバス停へ。かなり時間をロスしてしまう。
バスターミナルから龍門寺行きのバスに乗車して、15分ほどで終点に到着した。
龍門山はどれだろう。どうも奥に見える山のようだ。山頂に電波塔がいくつも見え、
ちょっとがっかり。何しろ手持ちのガイド本には、2センチ四方の写真が一枚だけ。
有名でない山の場合、現地へ着いてみないと、どんな山かも分からない事が多い。
一人2000Wの入山料を払って寺域へ入る。作務衣を着た体験宿泊らしき観光客に、
お坊さんが、右手の大イチョウを説明している。自分は寺には関心が無いので素通り。
お寺を過ぎてしばらくで、谷コースと尾根コースに分かれる。谷コースの方が何か、
見所があるのではと思い進むが、大きなゴーロの河原で、滝も淵も無く単調な道だ。
河原に咲いていたピンクの花がきれいだったが、写真が下手で上手く写っていない。
谷奥まで至ると、左手に渡る橋があり、ここからは急斜面を尾根に向いひたすら登る。
尾根上に出ると、さっき分かれた尾根コースと合流する。すぐに韓国名物の階段道だ。
岩の色が白くて、とても明るい岩尾根だ。南向きで気温も高いのに、まだツツジの花が。
ツツジだけじゃない、桜の花もまだ残っている。南向きで逆光なので分かりにくいな。
山頂が見えてきた。道がある岩尾根がハッキリとわかる。思ったより爽快な山だ。
もう5月上旬だというのに、諸所にサクラの花が残っている。韓国の春は一月遅れ。
龍門山頂直下のウッドテラス。なぜこんな場所が設けられているかというと・・・・。
龍門山の山頂は、5メートル四方ほどの狭い場所。南側以外は立入禁止となっている。
北側には自動車道もあるようだ。登って来た人達も写真一枚撮ると、すぐに下って行く。
我々も山頂から一段下った、展望所で昼食を摂って、元の道を下ることにしよう。
谷コースと尾根コースの合流点まで下って来た。此処からは尾根コースを行こう。
尾根コースは、岩の多い道でずいぶん歩き難くて、登りにとらなくて良かったと思う。
今日は日曜日。行楽客で賑わう売票所手前まで下って来た。快晴の一日だった。