4月30日の振替休日。東山尾根から学校林道を登ろうかと思い、
中尾町まで来たが、東山尾根の取り付きで、気が変わってしまう。
このまま、中尾東谷を詰めてみよう。
最初に現われる中尾東谷南堰堤、上流に向って左側に山仕事用の
ピンク色のテープが付いているが、右側から堰堤を越える方が簡単だ。
二番目に現われる中尾東谷北堰堤は、左側が登れるようになっている。
北堰堤を越すと、すぐに谷は90度、東に屈曲して大きな斜瀑となる。
先週の雨で、そこそこ流れがある。スニーカーで登ってきたので無理せずに、
中段から左手を巻き上がる。此処にも山仕事用のピンクテープが付いている。
流芯を歩くと靴が濡れそうだったので、左手を斜上すると、降りにくくなった。
下生え無く、河床の岩盤が発達していて、短いけれども歩きやすい谷だ。
二番目に現われる扇状の小滝。階段状で登りやすい。
扇状の小滝を越すと、古い石組みの堰堤。此の上で水流は無くなり藪となる。
水道関係者等が頻繁に入谷しているようだが、ハッキリした踏跡なく、
倒木や藪で歩き難いが、短い距離なので、それほどは苦にならない。
登りつくのは、こんな所。さして標高を稼いでいなくて、がっかりする。
いつも一休みする、学校林道の分岐。すずしい風が吹き抜けている。