4月27日。杣谷の木の袋谷出合から、寒谷北尾根を登り返すことに。
取り付きのガレたルンゼ。中央下に写っている岩塊は、上部の旧道から、
落ちてきたもの。旧道付近はこのぐらいの岩塊が、次々剥離しそうな状態。
この尾根の下部は急斜面で、グイグイと高度を稼ぐ。西側の対岸が明るい。
先週は、ワインを360mlほど摂取していて、ふらふらだった此の岩場だが、
今日は昼ごはんにも、飲まずにやって来た。古いトラロープが下がっているが、
頼らないほうがよいだろう。ガリー内には浮石や剥離しそうな岩もあって注意。
此の尾根にはヒカゲツツジが自生している。摩耶山の他所では見たことが無い。
西日を浴びている対岸の長峰山腹。今週は気温も上がってツツジも一気に開花。
かなり陽が傾いてきた。でも掬星台へ上るまでは明るいだろう。たぶん4時頃。
松の木の多いところに、ツツジも多いようだが、両者は共生してるのだろうか。
此の尾根の上部、やや傾斜が緩くなったあたりは、岩場が多い。
あまり展望の良くない尾根だが、大阪湾が望める場所があった。
斜面一杯にツツジの藪。一斉に開花したら、さぞかしキレイだろう。
クリーム色の花を咲かせているヒカゲツツジの群落。尾根上に数箇所ある。
登り着いたのは、岩の丘と子供の丘の鞍部。スライダー遊具のある所。
写真は逆光で上手く写ってないのだが、満開のサクラの花が迎えてくれる。
(2012年4月27日)