摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

市が原から二本松林道へ・・・・・・(鉄塔巡り)

昨日の土曜日は午前中は雨。午後からも暗い雲が垂れ込めていた。

ボードに行きたかったがあきらめ、日曜はというとバスが満席で断念。

12時ごろ家を出て、黒岩尾根でも登ろうかと思い、新神戸に向かう。

何と、友の会員証の入った財布を忘れてきた。摩耶山頂に向かうのは止めて、

布引貯水池の奥に見えている稜線を歩いてみよう。2月4日に歩いたところだ。

西方向に、何処までいけるか確かめてみたい。

市が原の南西隅に登り口がある。東側から見ると、ハッキリした道が分かる。

九十九というより、螺旋と言った方が良いほど、短い切り返しを繰り返す急坂。

やや斜度が緩くなると、神戸東線一九鉄塔もほど近い。風を避け鉄塔下で昼食。

神戸東線一九鉄塔から西へ、百メートルほどは、高圧線が低く垂れ下がるので、

周囲の木が伐採されている。西側には一八鉄塔。その下には再度ドライブウェイ。

振り返ると、摩耶山頂方向の眺めがよい。南側には、貯水池が樹幹越しに望めるが、

木々が茂れば見えなくなるだろう。北側は再度山があるはずだが、樹林で見えない。

そのまま西へ、上り下りして行くと、再度ドライブウェイのひょっこりと飛び出した。

少し南に下ると、左手に踏跡が現われる。「火の用心」の札もないが巡視路だろう。

南へしばらくで、神戸東線一八鉄塔があった。そのまま巡視路はさらに南へ下っている。

大龍寺への道に合流し南へ向かう。頭上の高圧線の方向を確かめながら歩いて行く。

一般路は左に向かうが、右手に道があるようだ。僅かに上ると中山手支線一鉄塔が。

さらに北西に、広い巡視路を下ると、神戸東線一七鉄塔があった。予定はここまで。

だが、さらに西に向かって立派な巡視路が下っているので、そのまま進むことにする。

しばらくは西へ尾根筋を下っていたが、南に方向を転じ、急激に高度を下げて行く。

途中、高圧線の下を横切る辺りは、やはり伐採されていて、それなりの展望がある。

残置ロープで、急斜面をずり落ちると二本松林道だった。写真中央辺りを下って来た。

この後は東へ向い、二本松林道終点から北野道を経て、ハーブ園の山麓駅前へ下る。

ロープウェイ駅舎手前に、ハイカー用の扉のある猪避けのフェンスが、新設されていた。

こんな状態で、全国放送のワイドショーでも取り上げられていたそうだから、当然かな。