摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

摩耶山上冬景色・前編・・・・・(桜谷西尾根を下り、シェール道へ)

2月19日の日曜日。昨日は日中も雪が降っていたので、少々期待した。

朝、山を見上げても白くはないが、始発のロープウェイで掬星台に向かう。

昨晩は雪は降らなかったようだ。掬星台の雪は昨日より、かなり減っている。

雪遊びに来たらしい子供たちも、鬼ごっこ。雪ダルマは、作れそうにもないね。

掬星台から黒岩尾根に向かう。日陰には雪が残ってるが、日の当る所には雪はない。

桜谷西尾根分岐までの短い間に、4組もの登山者に出合う。黒岩尾根は人が少ないと

思っていたが、それは自分達の歩く時間帯が、世間様より大幅に遅いせいのようだ。

桜谷西尾根に入ると、雪の上に先行者の足跡があり、途中では登って来る人とも合う。

高木が多く展望は無い、さして魅力のあるコースでもないと思うが、歩く人は多いようだ。

桜谷出合では、小滝の飛沫がツララを作る。流れがあるので、とんがってないのが面白い。

徳川道への坂道は、冬の間は凍っている。20人ばかり通過される間に、二人も転倒された。

少し手前に、河原に直接降りる道があるので、状況によっては、そちらを歩いた方が良いかも。

シェール道脇の堰堤では、倒木に飛沫がかかって、氷のオブジェとなっている。

雪の積もった丸木橋は、スリップしそう。

シェール道も上流に至ると、北側の稜線が低くなり、明るい高原の道を行くようだ。

新緑の季節がキレイで、毎年一度は歩く道だが、冬晴れの日に歩くのも悪くはない。

穂高湖の手前で、シェール道は林道となる。この林道脇のベンチがお気に入りの場所。

明るく気持ちよい所で、人通りもそれほど多くない。今日も此処で、お昼ごはんにしよう。