先週末は、2日連続で藪道を歩いたので、スッキリした道を歩きたかった。
ならば、雷声寺から旧まやみち。そして行者尾根を登ろう。と安易な選択。
旧まやみちでは、赤い実が沢山なっていた。照葉樹の名の通り、日を照らす。
旧まやみちから、定番の摩耶山頂方向。夏空のような、青い空と白い雲。
此のアングルで、雪が舞う写真を撮りたいと思うが、今年も無理だろうな。
行者尾根からは、紀泉の山並みが見える。何となく視界の良い日だ。
天狗道に出て、少しだけ下って、反射板の所から、北向きの尾根を下る。
途中の架線場跡。前回は一筋南の尾根を下ってしまったので、慎重に、
地蔵谷第4砂防ダムへの尾根を、探して下って行き、無事到着できた。
地蔵谷第4砂防ダム上で、地蔵谷は三俣になっているが、その中俣を遡行。
けっこう水流は多く、当然のこと、氷結していない。飛沫が凍ってるぐらい。
去年の7月に登った、此の滝が氷瀑になってないかと思ったが、全然だめ。
右側の尾根に、ダム工事当時の切り開きを拾って、登って行く。藪が煩い。
滝上にある砂防ダムを越えると、源流域は笹の海となり、黒岩尾根道に至る。
今日は違う道を歩きたい。砂防ダムの乗越しから、右手の尾根を登ってみよう。
おそらくは、植林の作業道だろうが、尾根上には、よく踏まれた道が断続する。
途中から、踏み跡は消えて、藪尾根を強引に登って、ひょっこり出たのが此処。
黒岩尾根道の上部で、植林帯が終わる所の西側の小尾根。桜谷西尾根の手前。
何のことはない、スッキリした行者尾根より、最後の藪尾根のほうが楽しかった。