地下鉄・新村駅4番出口の西側のバス停から、華土(ファド)行きの、
3100番バス乗車。始発6時30分過ぎで、華土到着は8時前となった。
T-moneyカード利用で1700W也。広域バスの一律料金でとても安い。
売票所で入山料1500Wを払って公園内へ。舗装された広い道は、
谷沿いに進む道と、右手の尾根に登る道に分かれる。尾根道は広く、
緩やかで、明るい落葉樹の林である。主稜線にでるまで展望はない。
今日の天気予報は快晴。最低気温8度、最高18度。爽やかな、
気候の中、ゆっくりと尾根道を登っていく。なにせ標高469米だ。
ようやく主稜線にでて、展望が開けた。山頂と西側の海が見える。
摩尼山は、岩山ではないが、山中に丸みを帯びた巨岩が沢山ある。
河原か海岸にあるような丸い岩で、何となく神秘的な感じがする。
上の写真は、谷道と尾根道の合流点。ここから道は少し急になる。
山頂に近づくと、韓国名物の木製階段が延々と続くようになる。
高句麗、百済、新羅の王らも祭祀を行ったという山頂の塹城檀が、
間近に見えるようになった。この後も山頂直下まで木製階段が続く。
山頂に到着。塹城檀には柵があり、拡声器を持った監視人もいる。
10月3日の開天節には、檀君に祭祀をあげる式典が行われるらしい。
少し南側に、ヘリポートのあるピークがあって、展望も良いので、
昼食休憩する。山頂は神聖な場所なので、立てられないのであろう。
こちらのピークは、山名標識や観光案内看板や監視小屋と賑やかだ。
平日だというのに、沢山の登山者で賑わっている。南側には遠く、
仁川空港や空港連絡橋が遠望できる。海というより遠浅の砂洲。
下りは、分岐点より谷コースをとった。中腹に教会があって、
そこからは舗装路になる。左手の谷は、巨大な一枚岩の滑床。
他にも道があるようで、前の人達は右手の尾根から下ってきた。
公園入口まで下ってきた。明日から10月3日の開天節(祝日)
にかけて、お祭りがあるらしく、野外舞台や沢山のテント等が、
用意されている。その日に来ても良かったが、大混雑だろうな。