いわゆる安売り航空券を買うようになって、20年程になる。
当初は、HISだったが、同社がパックツアーに注力してから、
マップツアーを利用していたが、パチンコ屋さんに買収されて、
店舗が身近から無くなってからは、JTBや阪急で購入していた。
ところが2年ほど前から、どの代理店も一斉に手数料と称して、
2000円を徴収するようになった。それは各航空会社自身が、
自らのサイトで、航空券を販売するようになった時期と重なる。
つまり旅行代理店では、航空会社のネット販売価格に2000円
プラスで買う事になった。以来、航空会社の直販のみ利用してる。
LCC=ローコストキャリアが、登場して注目を浴びているのだが、
日本で利用価値のあるLCCは少ない。そんな中、エア・プサンは
利用価値の高い航空会社である。関空からは釜山行きが就航。
今年も同じ値段が出るかどうか分からないが、昨年10月から
今年3月までは往復航空券が、9900円(各便10席)だった。
燃油チャージや空港利用税を足しても、16000円程の支払い。
昨年の11月と今年の2月には、連休最終日帰着の好日程で、
上記の価格で利用させていただいた。同時に座席指定もできた。
毎回、前から4番目の座席を予約。着陸事故時の生存率もUP。
安売り航空券では、いつも最後部の座席だったので、嬉しかった。
LCCの機内食といえば、有料か無料でもオニギリがせいぜいだが、
エア・プサンでは、サンドイッチ・オレンジジュース・ヨーグルトが基本。
おまけにリクエストすれば、缶ビールとおつまみのナッツも頂ける。
韓国ビールはもちろん、アサヒのスーパードライも用意されている。
アシアナの子会社で、同社との共同運航便だからなんだろうかな。
韓国での山登りに、釜山インは悪くない。ソウル・春川周辺を除けば、
釜山からの方が近いところが多い。韓国中部の大田(テジョン)も
ソウルからより、釜山からのほうが、距離的には近いのだ。
2011年9月9日より、金海空港から沙上(サザン)まで、新交通システムが開通して、
西部バスターミナルや地下鉄への乗換が容易になり、エア・プサンも、もっと便利になる。