杣谷は源流部で、木ノ袋谷と出合い二股となっている。この中間尾根を登る。
この出合は明るい河原となっている。下流から見て右側を杣谷道が階段となって登っていく。
出合から50米ほど登ると、西中間尾根へ登る踏跡が現れる。木ノ袋尾根の取りつき。
入り口付近は、ズクズクだが少し登ると踏跡はしっかりしたものとなってくる。
この尾根もツツジの木の多いが、標高が高いので日当たりの良い部分だけ開花していた。
上部の掬星台やオテルド摩耶が良く見えるところに、コブシが咲き始めていたので撮ってみた。
逆光とはいえ、下手くそな写真だな。
この尾根の頭は、松とツツジに囲まれた円頂となっている。そこからは北に一旦緩やかに下るのだが、
下り始めからミヤコ笹が現れ、植生が全く異なる山域に入る。
鞍部から少し登り返した所から、西へ踏跡がありアゴニー坂鞍部まで続いている。
しかし稜線を目の前にして、トラバースするのもつまらないので、もう少し登ると
アゴニー坂と杣谷峠間の尾根上に出る。展望のない稜線だが明るいので何となく達成感を得るのかな。
稜線上の道を進むと、崖地に出てしまうので、10米も歩かずに、すぐに西側へ下る。
適当に、道のないところを下ると、トラバースしてきたアゴニー坂鞍部への踏跡と合する。
稜線上の道に、名も知らぬ木に黄緑色の花(?)が咲いていた。