摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

ハチノス谷西尾根 (摩耶山南面・薮尾根の季節①)

摩耶山南面は、乾燥し埃っぽく、植生も貧弱で大嫌い。と言っているハムだが、

例年、今頃だけ摩耶山南面に、やたら入山する・・・・・・・・・それはどうしてか?。


長峰堰堤から、突き上げるハチノス谷、その両側の尾根に登山道がある。

手元にある昭文社の地図には、東側の尾根にのみ破線が入っている、

そのせいなのかは、知らないが、東側の登山口である長峰墓地には、

タクシーで乗り付けるグループ登山者をよく見かける。


だが、ハチノス谷の東尾根と西尾根とを比べると、ハム的には断然、西尾根が良い。

両方とも中腹に高圧鉄塔があるのだが、西尾根は山頂までの道全体が関電巡視路。

一方、東尾根は中腹の鉄塔より上は、巡視路ではなく整備されていない薮道となる。

西尾根は長峰山頂に、直上するのが気持ち良い。全体に眺望も西尾根の方が良い。


前置きが長くなったが、今日は摩耶山南面の薮尾根3本を組み合わせ登山してみた。

なぜならば、摩耶山南面の薮って、実はほとんどツツジの木で形成されている。

そして、今週ぐらいから、ツツジの開花が始まりそうなのだ。

1本目は、標高も低く南向きで日当たりも良いハチノス谷西尾根を選んでみた。

実際、尾根の下部では、ツツジが咲き始めていた。

いつもは嫌いな薮尾根も、この季節だけはイイんだな。


ハチノス谷西尾根の登山口は、長峰堰堤から杣谷道を登り最初に現れる公設道標

119通報プレート「な25−5」から東側に登る道である。