この年の1月に、金井山(クムジョンサン)に挑んだものの、
途中でへたってしまい山頂へ登らなかった。
再訪の機会は、意外にも早く訪れた。
5月連休の航空券は高い。飛行機はあきらめて、
大阪南港からパンスターフェリーで釜山に向かった。
全羅南道の山々を歩き、帰国前の一日を、金井山登山に当てることができた。
今度は、温泉場駅から東門までバスで行き、北門から山頂を経由して西門まで行こうと考えた。
残念ながら、山頂から西門へ向かう道は、進むほど心細くなり途中で山中の村にくだり、
往路と同じバスで、温泉場駅に戻った。(やっぱりヘタレだ。)
金井山の山頂は、大きな岩の塊であるが、木製の階段が整備され、難なく登れる。
裏側からの道は、なんと最後の岩場に、ステンレス製の螺旋階段がつけてあった。
さらに、この時も山頂部分では、工事が進められていた。
次回行った時には、岩を踏むことなく、山頂に至ってしまうのではなかろうか。