私の知る限り日本語で書かれた(翻訳された)唯一の韓国登山ガイドブックはこの一冊だ。
ロンリープラネットは、ご存知のとおり個人観光旅行向けのガイドブックなのだが、
韓国版に関しては、なぜだか登山ガイドが、変”に充実している。
国立公園に関しては、ほぼ網羅しているし、それ以外の山も、有名どころは押さえてある。
おまけに本来、外国人旅行者の為に書かれたガイドなので、ターミナルから登山口までの交通、
登山口での宿泊、食事に関する案内も当然充実している。
単に韓国で出版されている登山案内書を日本語に翻訳しても、こうは役立たないであろう。
もし、韓国に山登りにいかれるなら、ぜひ参考にされることをお勧めします。
まあ、編集者の一人が山歩きが好きだったんでしょうね。
ロンリープラネットは、いうなれば日本の「地球の歩き方」の元祖なんですが、
各国語に翻訳されているので、欧米人を中心に絶大な人気があります。
他の国ではロンリープラネットが推奨する宿は、予約無しでは泊まれないほど。
もっとも韓国を旅行する欧米人は比較的少ないので、この本に載っている宿でも、
慶州の「サランチェ」という宿以外では、欧米人を見かけたことがありません。
写真が少なく、翻訳された文章なので読みづらいですが、今のところ頼りになる一冊です。