祝霊山へは、南楊州市のホームページで見ると、磨石からバスで40分とある。
バスのダイヤは、始発・終発の時刻と、配車間隔が1:30とだけ記されている。
始発は6時すぎなので、とても乗れない。次は何時発かは、行ってみてのこと。
まだ暗い内に清涼里駅発の1330−5バスに乗車。磨石駅に7時前に到着した。
バス停に時刻表は無かった。鉄道駅から登山服姿のアジョシ4人組が降りてきた。
彼らもバスの時刻は知らないようだが、一緒に待っていれば乗り損ねることはない。
幸いなことに30分ほど待つと、磨石市内バス30−4がやってきた。40分ほどで、
祝霊山自然休養林に到着する。1330−5バスからの乗り継ぎで、交通カードから、
300Wだけ引かれた。合計2300W(240円)で、2時間近くバスに乗車できた訳だ。
公園の入口で入場料を一人1000W徴収される。その時貰ったパンフレットには、
バスの時刻が書いてある。どうしてバス停やホームページに書いてないのだろう。
休養林からは隣の山へも登山道はあるけど、今日は赤いコースを右回りに歩いて、
また元へ戻ってくるつもり。途中の岩場の絵も書いてあるので、面白そうなコースだ。
寒いのに、沢山のテントが張ってあるキャンプ場を、通り抜けて登山道に入る。
今回の旅行中では一番積雪が多く。最初から軽アイゼンを装着して歩き始める。
祝霊山の頂上までは、1.99kmと短め。バスでかなり高度を稼いだようだ。
この道標10米手前に設置するか。或いは2kmでも構わないと思うだけど・・。
斜面から尾根に出ると岩場も現れる。ロープも設置してあるが、右手を回れば、
岩を登らなくても済むんだが・・。この後もこんな所が多い。ある種のサービス?。
尾根から突き出た老鷹岩が見えてきた。これはなかなか珍しい形の岩に違いない。
先に休んでいたアジョシがポーズをとってくれたが、そこは大丈夫なんだろうか。
尾根から突き出た岩なので、展望はすこぶる良い。風は弱くそれほど寒くもない。
尾根筋には岩場が多くなる。これも入場料の内と、ロープを掴んで登って行く。
その内、尾根の右手は断崖絶壁の岩場が続く。名もない岩場だが、展望は良い。
次はナムイバウイという大きな岩場。案内登山会の団体が写真撮影に余念がない。
ナムイバウイからは、尾根は緩やかとなる。ヘリポートを過ぎると山頂も近い。
祝霊山の頂上に到着。今日は日曜日で人出が多くて、山名碑は写せなかった。
遠く北の方向に、北漢山と道峰山が望むことができた。これはちょっと嬉しい。
そして西に目を転ずると、昨日登った天摩山が秀麗なシルエットを見せている。
北西へ鞍部まで一気に下り、後は緩やかな道。歩き易く40分程で下山した。
休養林の入り口に戻って来た。ホースで水を吹きだし、人工的に氷柱というか
氷瀑を作ってある。去年に比べれば暖かいと言っても、それなりに気温は低い。