早朝に震度4の地震があり、目が覚めた。地震は怖いが、無風快晴だ。
歯医者さんの診察があって、阪急六甲回り。診療が終わると、10時半。
やや遠回りだが、プチ・プレに寄ってバタールを買い、杣谷に向かう。
篠原北町公園から。ケーブル中間駅東斜面の桜が、まだ咲いている。
バス通りから1本北側の道。桜は終わったがお屋敷の庭木が美しい。
杣谷に入るとツツジが良く咲いている。特に東側の斜面が、点々と紫色に
染まってる。摩耶堰堤乗越では、山桜がまだ白い花を散らしていなかった。
もし、摩耶山に1度だけ行こう、という人がいたら、今の季節がお勧めだ。
藪道を歩くにしても、まだ蜘蛛の巣は無いし、何より種々の花が楽しめる。
今日も長峰山西尾根(仮称)にやってきた。このところ連続しているが、
ツツジの季節に、一番登りたい所と考えると、この尾根になってしまう。
取りつきの急斜面を過ぎ、尾根に乗った所。岩ケ谷に山桜が咲いている。
先週はツボミも固かったが、今日は咲き始めているツツジが多くなった。
中には満開のものもある。展望のない藪尾根だが、この時期退屈しない。
今日は長峰山頂まで登り、一四鉄塔のある大石尾根(仮称)を下るつもり。
だが、これより上は、ツツジも咲いてないだろうし、何よりも急登が嫌だな。
関電の人も一四鉄塔へ行くのには、谷を渡ったほうが楽だろうって考えた。
南の岩ケ谷は険しいが、北側の谷は一度遡行したが、比較的穏やかな谷。
そう考えてると、北側に切り開きがあるのに気付いた。そこを少し下ると、
何と探していた桜の大木が、すぐそこにあった。大石尾根から見かけて、
来たいと思ってたが、場所も分からず、急斜面にあるようで諦めていた。
実際に急斜面に立っている。幹のそばまでは近寄り難いが、大きく枝を
広げているので、切り開きを下って行っても、花の真下を通ることになる。
急斜面を下りきると、右手に大きな堰堤が見えてきた。対岸の桜も満開だ。
堰堤上の堆積地で谷を渡り、わずかに登ると大石尾根の踏跡に辿り着いた。
踏跡を少し登れば展望の良い場所に出る。先ほどの桜の大木を遠望する。
しばし展望を楽しんだ後は、大石尾根の踏跡を下っていく。一段下から、
山頂方向を振り返る。一三鉄塔から・桜の大木・堰堤と桜も見えている。
大石尾根は比較的ツツジの開花の遅い所だが、もう咲いている花が多い。
この尾根からは、木の袋尾根が屹立し、立派に見える。時間はもう遅いが、
谷渡りで山頂に登っていないし、もう一度、木の袋尾根を登り返そうと思う。