摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

大師道の再度第四橋より神戸東線一六鉄塔へ

今日も家を出たのは11時過ぎ。気温は20度近くまで上がるとの事だったが、

外に出てみると、風が強くて存外に寒い。洞川の梅林へ行ってみようかな。

今回も諏訪山神社から延びる崖の中腹の道を歩いていく。道が狭くて一人の

歩行者を追抜けないトラック。まるで山村のような風景だが、神戸市中央区内。

大師道の再度橋第四橋まで上って来た。古い地図に、この橋の南側に下る

尾根上に、西に向かって破線が記入されているので、歩いて見ようかと思う。

橋の西側には、小さな堰堤がある。この堰堤の左手を登り、尾根に取り付く。

いったん取りつけば、下生えの無いスッキリとした尾根で楽に歩いて行ける。

急斜面も現れるが、露出した木の根を足掛かりに、登って行くことができる。

前方が明るくなって、飛び出したのが防火道(平野谷東尾根)の最も急な所。

思っていたよりも南側に登りついた。後は防火道を北に向かって登って行く。

神戸東線一六鉄塔まで登って来た。この鉄塔下は平たくコンクリが打ってあり、

この付近では休憩の好適地だ。午後1時も過ぎている。此処で昼ご飯にしよう。

昼ごはん時にウイスキーを飲み、ポカポカした陽気に眠気を誘われて昼寝する。

目覚めると4時を過ぎていた。洞川の梅林は諦め、北側へ下り公設道標の所で

左へ行けば二本松林道へ下るが、右手の行き止まりと書かれた道を下ってみる。

神戸東線一五鉄塔までは、プラ階段の巡視路。鉄塔からは南寄りの尾根に入る。

最初がとても急で、ずり落ちるように下っていくが、藪もなく歩きよい尾根だ。

まるで防火道のように開かれた尾根筋が、緩急おりまぜながら続いていく。

本当に昔は防火道だったかもしれない。大師道へ下るまで、こんな状態だった。

上の写真左手から下ってきた。最後だけ石垣になっているので、飛び降りた。

大師道を下っていくと、灯篭茶屋付近は、椿の花と梅の花が咲き乱れている。

山手学園の上あたりは、本当に広い景色が広がる。今、客船が出向して行く。

午前中こそ風が強かったが、午後からは風も収まり穏やかな早春の土曜日。