3月3日の日曜日は、足を痛めリハビリ中の家族と大師道を歩く。
洞川の梅林にでも、行ってみようかとも思ったが、まだ早いだろう。
そこで大竜寺辺りまでで、梅の花を探してみようかと思う。最初の梅は、
生田神社裏手の池のほとり。まだ二分咲き。次に諏訪山公園を目指す。
正面までは回らずに、この坂道を上っていく。過去に歩いた記憶はない。
そのまま上っていくと、ビーナスブリッジに出るで、神社から西へ向かう。
山手学園のグランドの上、崖の中腹を落石避けのネットで覆われた道を進む。
崖を斜上して行く道なので、展望が良い。谷に入ると人家や車道を見下ろす。
結局、この道は、再度谷の公衆トイレまで続いていた。古い参道なのだろうか。
燈籠茶屋の庭に紅梅が咲いている。とは言え、本当に梅かどうかは知らない。
鏡のように静かな猩々池の水面。曇り空で少し寒いが穏やかな天気。
大龍寺に到着した。此処の参道の石碑に出会うのを楽しみにしている。
境内には一般の参拝客より、登山姿の人が多くて、すこし意外に思う。
本堂から東側裏手に登って行くと、閑静なたたずまいの大師堂がある。
大師堂からも、さらに東側に廻りこむように登山道が伸びている。
道は急になり、亀岩という岩場も出てくると、もう山頂はほど近い。
山頂は小広い平地になっているが、残念ながら、樹林に囲まれ展望はない。
下山は西側に向かう。最近は訪れる人も多いようで、道が良くなっていた。
道なりに修法ヶ原池に出る。此処も満々と水をたたえ、いつもよりきれい。
車道を歩いて市ケ原に出て、新神戸に向かう。紅葉茶屋下にある紅梅。
いつも早くから咲くので期待していたのだが、まだツボミ固しの状態。
布引貯水池辺りでは晴れ上がり、西日に堰堤が照らされていた。
穏やかな天気の日曜日だった。家族の足も大分よくなったようだ。