2月10日は三宮に、買い物の用事があったので、堂徳山でお茶を濁す。
何処を歩こうかなと考えてたら、風見鶏の館の裏の急斜面が目に入った。
少し西側から住宅街を回り込むと、天神谷(ハンター谷)の入り口に至る。
案内板の、城山展望公園と港見晴し台の文字が、白いペンキで消された。
そもそも城山は、展望の良い山ではなかったから、名前負けの感はあった。
天神谷(ハンター谷)の入り口にある邸宅。昔はテニスコートのあるお屋敷
と知られていたが、今はその場所は、外国人用の高級フラットが立っている。
お屋敷を過ぎれば、すぐに荒れた感じの谷へ入り、右手の尾根に取り付いて行く。
この道を歩くのは久しぶり。取り付きの滑りやすい急斜面が整備されて歩き易い。
そのあとは、急な階段道が続いている。照葉樹の森だが、冬枯れで常より明るい。
東側の北野道から登ってくる道と合流すると、斜度は一気に緩やかとなる。
この辺りは震災後のしばらくは、背の高い笹が繁って、歩きにくかった所だ。
そんなことを思い出しながら、緩やかな道を辿ると、城山の最高峰が見えてくる。
もっとも山頂は、樹林に囲まれて展望はないので、1・2度しか登ったことはない。
最後の急な階段道を登りきると、嬉しいサプライズが待っていた。新しいベンチだ。
此処は二本松林道の終点で、縁台型のベンチや港風景の案内板のあった所だが、
いづれも崩れてしまい、久しく休憩場所に困ってた。今日はここで昼ごはんにしよう。
ハンター谷の源頭を回り込むように、水平路を西に向かう。高圧線の下を通過する。
天神谷(ハンター谷)東尾根の道標が新しくなってたので、少しだけ期待したのだが、
やはり「行き止まり」のまま。実は一昨年に整備され、北野町西公園へ下る道がある。
途中までは関電巡視路だが、此処から森林管理署により、間伐と登山道整備された。
全体に緩やかな尾根で、東尾根に比べると歩き易いが、歩く人は少ない。
北野町西公園へ下ってきた。