摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

今年二度目の地蔵谷遡行(前編)・・・・・・(雨は降るが、水流少なし)

昨日の金曜日、大阪は1時間ばかり、土砂降りの雨が降った。

そこで、谷の水量も増えたと思い。地蔵谷を歩いてみることに。

見晴台の少し先、布引雄滝の展望台を見下ろす斜面にユリの花。

さらに進んで、谷川橋の手前にも、ユリの花が咲いていた。

家に帰って調べてみると、「タカサゴユリ」台湾からの、外来種らしい。

貯水池堰堤脇の斜面には、沢山の株がある様で、しばらく楽しめそう。

堰堤上から、東側の岸壁のツタがきれいだ。季節は進んでいるのかな。

この時点では、まだ曇り。風も無く貯水池の水面は鏡のようだ。暑くはない。

歩きながら家族に聞くと、神戸では昨日の雨は、5分ぐらいで止んだとか・・。

しばらく、水鳥を見なかったように思うが、今日は数羽見ることが出来た。

曙茶屋手前でも白い花を見る。変化の少ない夏にしては色々発見がある。

地蔵谷道に入ると、学校林道崩落現場工事の人達とすれ違う。通勤路なんだな。

地蔵谷堰堤のすぐ上で入渓。期待はずれの水量。神戸では雨は少なかったよう。

ポリわらじと地下足袋に履き替えて、さあ歩き始めようとすると、小雨が降ってきた。

やはり水量の少ない地蔵谷はつまらない。中間にある堰堤から泥が流れ濁り気味。

堰堤を越えると、最も大きな15m斜爆。しばし登れないか考えるが、我々には無理。

丸い滝壺の水は、意外に澄んでいる。もっと暑ければ泳いでみたい。水面に雨粒が。

少し戻って、右手から一般道を使って滝を巻き、すぐ沢身に戻る。滑床が続くところ。

3m程の小滝を越すと、一般道の渡渉点。河床の岩が発達し休憩によい。お昼にしよう。