摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

安東シンソンチムタク・・・・・・安東市・・・2010年11月3日

安東に行ったからには、チムタク(蒸し鶏)を食べねば。

宿のアジュンマが、「ペダル(配達)を注文してやるよ。」

と言ってくれたが、やっぱり、お店で食べたいという事で、

やって来たのが、旧市場(クシジャン)と言うアーケード。

駅や繁華街から来ると、入口付近はオデンやテンプラの屋台街。

アーケードに入ると、魚屋や肉屋や洋服屋の並ぶ普通の商店街。

が、その奥の半分は、チムタク専門食堂が30軒ほど並んでいる。

どの店も、店の前で調理して奥で食べさせるという、ほぼ同じ構造。

さて、地元客で賑わってる店に入るというのが、定番なんだけどな。

夜も9時近くで、どの店も1組づつぐらいしか入っていないのだ。

仕方なくハムの、中国や東南アジアでの屋台の選択基準で選ぶ。

にこやかで、小奇麗な女性のやってるお店。清潔さが期待できるし、

楽しそうに仕事しているのは、繁盛している証拠というわけだ。

成功率は70%くらい。

この日は、大成功。実際のところ食べ比べてはないので、

他の店よりおいしいかは分からないが、素直に美味しい。

かつ接客してくれた若いアジュンマが、とても愛想が良い。

これは、韓国の庶民的な食堂では、とっても珍しいことだ。

辛さの度合いを聞かれ「普通」で頼んだが、これが結構辛い。

我が家の家訓は「出されたものは、残さず食べる」なのだが、

すごく量が多くて二人では、下の春雨まで完食出来なかった。

まあ4人分ぐらいはある。

チムタク22000W・焼酎3000W・ご飯1000W(=合計2100円位)

おそらく神仙チムタクだろうが、看板も名刺もハングルなので、

シンソンチムタクという店名にしておく。間違ってたらゴメンネ。

安東市南門洞 178-2/第1・3火曜休/9:30頃〜22:00頃