安東に行ったからには、チムタク(蒸し鶏)を食べねば。
宿のアジュンマが、「ペダル(配達)を注文してやるよ。」
と言ってくれたが、やっぱり、お店で食べたいという事で、
やって来たのが、旧市場(クシジャン)と言うアーケード。
駅や繁華街から来ると、入口付近はオデンやテンプラの屋台街。
アーケードに入ると、魚屋や肉屋や洋服屋の並ぶ普通の商店街。
が、その奥の半分は、チムタク専門食堂が30軒ほど並んでいる。
どの店も、店の前で調理して奥で食べさせるという、ほぼ同じ構造。
さて、地元客で賑わってる店に入るというのが、定番なんだけどな。
夜も9時近くで、どの店も1組づつぐらいしか入っていないのだ。
仕方なくハムの、中国や東南アジアでの屋台の選択基準で選ぶ。
にこやかで、小奇麗な女性のやってるお店。清潔さが期待できるし、
楽しそうに仕事しているのは、繁盛している証拠というわけだ。
成功率は70%くらい。
この日は、大成功。実際のところ食べ比べてはないので、
他の店よりおいしいかは分からないが、素直に美味しい。
かつ接客してくれた若いアジュンマが、とても愛想が良い。
これは、韓国の庶民的な食堂では、とっても珍しいことだ。
辛さの度合いを聞かれ「普通」で頼んだが、これが結構辛い。
我が家の家訓は「出されたものは、残さず食べる」なのだが、
すごく量が多くて二人では、下の春雨まで完食出来なかった。
まあ4人分ぐらいはある。
チムタク22000W・焼酎3000W・ご飯1000W(=合計2100円位)
おそらく神仙チムタクだろうが、看板も名刺もハングルなので、
シンソンチムタクという店名にしておく。間違ってたらゴメンネ。
安東市南門洞 178-2/第1・3火曜休/9:30頃〜22:00頃