喜雲閣待避所から、少し下ると昨日登って来た千仏洞渓谷への道と、恐竜稜線の分岐に着く。
恐竜稜線の入り口には、写真のような岩峰が立ちはだかるが、道は北側の樹林帯を巻いていく。
尾根を乗越す辺りで、ようやく岩場が出てくる。鉄製の手すりなどあり、問題無く通過。
巻き上がった岩場からは、これから歩く恐竜稜線の岩峰群が、良く見える。
東側には、昨年登ったウルサンバウイ(蔚山岩 875m )が、印象的な姿を見せている。
恐竜稜線と言う名前から、豪快な岩稜歩きを想像していたが、
実際のところは、岩峰の裾の樹林帯を縫うように、道がついている。
諸所で岩の鞍部を乗り越すが、そういった部分だけ展望が開ける。
最近に整備されたようで、岩場を除くほぼ全道が、敷石されている。
急な片斜面が多い、旧摩耶道のほうが、よほど怖い。
2・3箇所、浮石の多い岩の斜面を通過するところがあり、落石には注意が必要だが、
全般的には、普通の「一般道」といって良いだろう。
売票所でもらったパンフには、5時間とあり実際にそのぐらいかかった。
その間、激しいアップダウンが続くので、体力を要する道ではある。