伽倻山(カヤサン)は、標高1430mと韓国の山としては、そこそこの標高がある。
用心して旅館を、朝6時半に出発した。旅館街の飲食店はどこも開いておらず、
門前の売店でインスタントラーメンを、作ってもらって食べた。(辛かった!)
海印寺(ヘインサ)を足早に見学して、登山道に向かった。
樹林帯を、緩やかに登る道で、山頂近くになるまで展望は無い。
樹林帯を抜けると、山頂の巨大な岩塊が見えてくるが、まだ早春の装いで、
寒々とした雰囲気であった。
平日の早朝に登り始めたため、珍しく登山者には出会わなかった。
この山も、登ってきた道より、南側に下る別の道のほうが面白そうだった。
山頂から、世界遺産の海印寺を望む。この寺は、現在も信仰の対象となっており、
昨年行った慶州の仏国寺よりは、拝観する価値がある。