摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

杣谷の支谷から山寺尾根へ

運動不足を切実に感じているので、京都旅行から一日置いた金曜日も

何処かを歩こうと思う。だけど難しい所は行けないし、何度も歩いて

いる所は食指が動かない。朝になって入ったことのない谷を思い出す。

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JR六甲道駅からトボトボ歩いて永峰堰堤。杣谷道に入り摩耶堰堤で

小休止する。何故ここで休むかというとネットの電波が途切れるから。

十数年前行った中国では、衛星だったのかどんな山奥でも通話できた。

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そう思うと日本の通信インフラってどうよと思う。摩耶堰堤を越えて、

杣谷右岸から流れ込む支谷がある。といっても伏流し中々気づかない。

上の写真でも沢とは思えない。取り合えず歩いた事がないので来たが。

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少し進めば小滝がある。水流はほとんど無いだろうと思っていたので

スニーカーを履いてきた。取りついてみると結構滑るので慎重に通過。

こんな時ジャガーシグマだったらと思うが、舗装路を歩くのは厳しい。

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その後もしばらく水流がある。左岸の尾根は一度歩いた事があるので

難しい所があればそちらに逃げようと思っている。でも地形図からは

急な箇所があるとは思えない。今まで入った事が無いのは多分その為。

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水流は150mも続いたかな。思っていたよりは長かった。この谷は

ほぼ一直線に山寺尾根に向かっている。効率は良さそうなんだけども、

退屈しそう。この辺りみたいに岩が積み重なってると良いんだけどな。

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そんな所はすぐ終わり土砂の詰まった谷となる。30分ばかりは同じ

風景が続く。標高が上がると周囲が、ツバキの純林になったぐらいで

変化がない。もう一枚ぐらい写真を載せようと思ったがほとんど同じ。

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ようやく傾斜が上がって来た。さて行き着くのは岩ジャレ辺りかなと

思っていたのだが、左右とも遠くには岩場が見えるが、進行方向には

現れない。傾斜もそれほど上がらないままスカイラインが見えて来た。

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そうなれば辿り着くのは寒谷南尾根が、山寺尾根と出会う辺りのはず。

左へ20m程で山寺尾根道に出る。少しは運動になったかもしれない

けど楽しくはなかった。この付近から見ると掬星台が三角錐に見える。

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東展望台から話声が聞こえてくる近さだが、苦しい登りが待っている。

残り300mの道標からの土留階段がキツイ。此処をスンナリ上がれ

なければと毎回思う。展望台の手前で一旦休んで元気なふりして上る。

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掬星台は閑散としているようだがハイカーは多かった。ほぼベンチは

埋まっている。昼食は天国ベンチで摂ろう。山桜が終わり今は八重桜。

そういえばタコ焼き屋台のバンを見ていない。今も来ておられるかな。

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今日の昼ごはんもホットドック。一個はハーブのパッケージに入れ、

もう一個はペットボトルの中に入れて来た。安物のスパークリング

ワインに氷を入れて。ちょっと霞んでいて明石海峡大橋は見えない。

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グーグルレンズというアプリをスマホに入れてみた。撮った写真の

類似画像を検索して教えてくれる。白い花が咲いていたので試すと、

ナナカマドの花だそう。ガマズミの花も出て来たが葉の形が違った。

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