摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

母ヶ岳(517m)・・・鹿児島県南九州市

昨夜は桜島の眺望を楽しみにして鴨池港のホテルに泊まった。それは

良かったけれど鉄道駅からは遠い。そこで知覧行きのバスが利用して

行ける山を選んだ。まあ山しての魅力はに欠けるが展望は良いらしい。

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鴨池港バス停は空港バスの終点だったりするので、てっきり知覧行き

のバスも通過すると思っていたが、鴨池バス停は2km以上も離れて

いると知らされる。そこで宿から一番近い南小学校前バス停まで歩く。

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10時22分、後岳バス停到着する。既に標高が200mもあるので

山頂との比高差300m程。ガイド本のコースタイムも2時間20分。

他には交通至便な山が無かったので、知覧の観光と半分という計画だ。

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バス停北側から林道に入る。一段上ると茶畑が広がり知覧らしい景色。

入口に道標が有るので安心する。九州の山はなかなか手強いが今日は

大丈夫だろう。舗装された林道を何の迷いもなくブラブラ歩いて行く。

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途中は伐採されて知覧市街の眺めもあった。この日もチェーンソーの

音が聞こえている。車道の終点からも細い林道が右手に続いているが

道標に従い尾根道に入る。路傍にツワブキが黄色い花を咲かせている。

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踏跡程度の尾根道が、先の細い林道と合流する辺り。何の為の伐採か

分からない。植林なら草が繁茂するまで放置しないだろう。明るくて

歩いていて気分は悪くないが、本来の自然ではないので落ち着かない。

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道は一直線に山頂を目指す。竹が多いけど照葉樹と混生しているのは

余り見たことが無い。ガイド本は竹林としているので植生が変化して

いるのかもしれない。巻道という道標もあるが道らしきは見当たらず。

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多少は斜度が上るので巻道を作ったけど、誰も歩かなかったのだろう。

バス停から約1時間で展望岩に着いた。南東に開けていて昨日歩いた

開聞岳が良く見える。眼下の後岳集落の美田の景色も好ましい場所だ。

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展望岩から数分歩くとススキの繁る高みに出る。どうやら山頂らしい。

ガイド本には「広々とした母ヶ岳山頂は、大パノラマが広がる。」と

記してあり、確か芝地の写真も掲載されていたのにどうした事だろう。

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山名標識もあるので頂上に違いない。天草・倉岳もそうだけど、九州

では登山道整備後ガイド本に載っても、歩く人が少なく荒れてしまう。

串木野の冠岳も木場茶屋駅からの道が、廃道化しているそうで諦めた。

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ススキだけでなく山茶花の木も大きくなって北側の展望はない。背の

低い家族は展望は皆無の状態。気が付いたら標識杭の上に立っている。

それで何とか開聞岳錦江湾、高隅山、霧島山群、桜島が見えたよう。

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山頂には休憩する場所もないので、展望岩まで下って菓子パン小休止。

帰りは往路を戻るよりない。後岳バス停には12時42分に到着する。

その途端、知覧行きのバスが通過した。あと1時間は来ないので歩く。

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もっとも知覧の市街までは2kmもない。まず1852年に作られた

矢櫃橋。両岸の岩と石橋の組み合わせが興味深い。以降は武家屋敷

有料ゾーンに入らないように、麓川の左岸沿いに遊歩道を下って行く。

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知覧市街から母ヶ岳を望む。奇麗にされているが何だか雰囲気が悪い。

お茶屋さんも沢山あるが、商売されてるのかどうか分からぬ店ばかり。

家族が興味を失いつまらなそう。足が遅くなる。もう鹿児島へ帰ろう。

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GoTo地域共通クーポン2000円分あるが、電子版なので使用

出来る店が限られる。天文館のピザ屋さんに行く。1枚500円と

安価だけど最高に美味しい!。この店が今日一番の思い出となった。

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今日のBGM


【a cappella】今夜はブギー・バック - 小沢健二 feat.スチャダラパー(covered by Nagie

Lane)

一時は絶滅危惧種と思われたアカペラだが・・生き残っていたんだね。