摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

道場駅から大岩岳(384m)を経て宝塚駅まで

千刈貯水池の奥に展望の良い小山があるのは、以前から知っていたが、

それだけで遠出したいとは思わなかった。それが暇にまかせネットで

検索すると、武田尾まで継続する記事が、沢山あって少々興味を持つ。

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ただし全般に道標が有るような所ではない様で、ネット記事だけでは

上手く歩き通せるかは分らない。実際に行ってみるしかないと快晴の

日を選んで、阪急夙川から宝塚へ。JRに乗り換えて道場駅まで来た。

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不動までは40年近く前に毎週通った道。今日もJRの車窓から勇壮

な姿を見る事が出来た。駅の様子はすっかり変わったが、駅前の商店

にある縁台ベンチは当時と同じものかも。よく帰りにビールを飲んだ。

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不動から先は初めて歩く道だ。浄水場を右に進んで行くと貯水池前の

駐車場に着く。正門は閉じられている。てっきり場内を抜けるのだと

思っていたが、外側に歩道がある。羽束川の堤防沿いに歩いて行ける。

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大正8年に建設されたという千刈堰堤は威風堂々と一見の価値はある。

但し流れ出る水は泡立ち、とても水道専用の貯水池とは思えない汚さ。

橋を渡り左岸を下流方向に、100mほど進んだ所に登山口があった。

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小さな沢を石垣で覆った取水施設らしき所から、フェンス沿いに登る。

道ではないので本当に此処で良いのかって思うが、とりあえず入って

みよう。地理院地図は印刷してきたが、確かめる気にはならなかった。

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他には高い山はないので、高みに向かって歩けば大岩岳に着くはずだ。

ネット記事も深読みはしていない。他の人の足跡をトレースするので

は面白くない。道は沢沿いを進むと、やがて尾根に向かうようになる。

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尾根に乗ると千刈貯水池が見えた。不動も見えないかと背伸びしてみ

るが、それは無理なよう。此処だけ見るとそれほど大きな貯水池には

思えないが、布引貯水池に比べ、水の色にボリューム感が感じられる。

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地理院地図には直に大岩岳に向う破線と、しばらく貯水池沿いに進み、

西寄りから頂上に向う破線が記してあったと思う。どうやら気づかな

い内に後者の道に入ったよう。道は上下しつつ小さな谷を二つ横切る。

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トラバースしてきた道がやっと高みに向うようになる。背の低い落葉

樹と松が混じる灌木帯となり、光が溢れてすこぶる明るい。体感温度

もぐっと上がり汗も出る。摩耶山とは全く違う雰囲気は好ましく思う。

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分岐があった。古い私製道標が有り「大岩岳は右」と薄っすら読める。

左も良い道が続いている。地理院地図に記されている池畔へ下る道で

はなかろうか。振り返ると貯水池が見えていた。左側に展望を求める。

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それほどスッキリ見える所はなさそう。ダム湖というと険しい山に囲

まれている印象だが、千刈貯水池の周囲は平たい段丘で水面との比高

は数十メートル。いったん大雨が降れば溢れてしまう様な気さえする。

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先程の分岐に戻って一登りすると、大岩岳らしきピークが見えてきた。

何しろ道場駅で既に標高は146mある。頂上まで僅か220mしか

比高差はない。もう着く頃だと思いつつ息が切れているのは運動不足。

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摩耶山系ほど密生していないが、コバノミツバツツジも自生している。

開花状況は2割程度か。一週間後に来れば桜とツツジ両方楽しめそう。

此の山域の特徴は色目の違うツツジが、そこここに咲いている事かな。

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遠くに東西に長い六甲山を望む展望地まで来た。こんな角度で眺める

のは初めてかも。湖らしきが見えるのは川下川ダムだろうか。新名神

高速道路の橋梁も見えている。この後に歩くはずだけど確かではない。

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息を切らせてピークに着いたら何の標識もない。どうも前衛峰らしく

東側に僅かに高いピークが見える。あちらが大岩岳だろうか。家族は

「残念でした」とか「まだですよ」て標識があっても良いと言ってる。

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まあ救いは両ピークの鞍部が浅い事。ジリジリ炙られるような日差し

で、夏には歩きたくないと思う。秋にはマツタケ山の制限、冬は狩猟

解禁となるので、此の山域を自由に歩けるのは春先だけかもしれない。

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鞍部からの登り返しは照葉樹林帯。日差しが遮られて、ひんやりする。

道沿いの表土が削られ岩盤が露出しかけている。この山に大きな木が

生えていないのは、山全体が岩で土砂の層が、とても薄いからだろう。

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道場駅から2時間も掛かって大岩岳の頂上到着。開放的で明るい山頂。

私製の標識が三つ有るが、大岩ガ岳・大岩ヶ岳・大岩岳と表記が違う。

地理院地図は大岩岳。まあ何れも「オオイワガタケ」と読むのだろう。

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北側の展望が素晴らしい。細長い千刈貯水池が大河のようにも見える。

羽束山の裾野に田畑や集落が点在し、絵の様な牧歌的な風景が広がる。

朝食も摂らずに出てきたので、ここで一回目の食事(オニギリ)休憩。

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さて頂上から東側と南側に道が下っていた。地図を確かめる事もせず、

よく踏まれているという理由だけで、南側へ向かう道に入って行った。

先ほど川下川ダムが南側に見えたからだろうか、その辺りはごく適当。

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谷間まで下ると公設道標が有った。丸山湿原との表記もあるが千刈へ

戻るような気がする。谷の上流方向に大岩ヶ岳と指してあるのも合点

がいかない。此処で初めて地理院地図を確かめ、間違った事に気づく。

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軌道修正する為に明るい谷を上流方向に進む。千刈ダムから此処まで

公設道標なんて一つもなかったのに、突然現れたのはどうしてだろう。

つまり道標の起点は何処なのか。地理院地図を眺めても全く判らない。

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5分も歩けば峠状の所に行き着いた。この道が頂上から東側へ下る道

だったんだろう。右へ行けば丸山湿原となっているのでたぶん大丈夫。

進んでいくとまた分岐があった。丸山湿原へ下る道と東大岩岳への道。

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東大岩岳は飛ばしても良いかなって思ってたが、それほどの登りでも

なさそうなので寄ってみる事にする。僅かな登りで巨岩に突き当たる。

家族が左へ回り込むが道は無さそう。右の道を回り込めば東大岩頂上。

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狭い頂上からの景色は悪くはないんだが、大岩岳に比べるとやや劣る。

羽束山の姿さえ大岩岳からの方が良かった。眼下に馬の背と呼ばれる

露岩帯があるが、丸山湿原とは別方向なので、立ち寄る気は起らない。

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西側に大岩岳を望む。彼我の標高差は20m程。もちろん主峰はあち

らだが、大岩岳という名前の由来は、もしかすると此方かも知れない。

大岩があるという点は東大岩岳に軍配が上がる。寄ってみて良かった。

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東大岩岳からは尾根伝いに丸山湿原に下れるらしい。地理院地図には

記されていないが、よく踏まれた道が東側に続いている。少し進むと

大きな岩の上に出て、丸山から川下川ダム方面の眺めが一気に広がる。

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やはり松と落葉樹の灌木帯が続く。家族がふと「この山には植林帯と

高圧鉄塔が無い。」と呟く。そう言えばそう。水源地として保全され

てるのかも知れないし、岩がちな地層が植林に向かないだけなのかも。

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尾根を下った所に車道が入って来ていた。終点は駐車場となっていて

立派な看板まである。丸山湿原は今回初めて知ったが、兵庫県一の湧

水湿原とあるので有名なのかな。剣谷湿原みたいに秘密ではないよう。

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道標に従って分水嶺越しに向かう。なるほど大岩岳で見た公設道標は

駐車場を起点とした散策コースに設けられていたよう。ネット情報で

は、丸山湿原を抜けて行けば、川下川ダムに出ることが出来るらしい。

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分水嶺を越えると木道があり湿原らしくなる。まだ冬枯れの様子で見

るべきものは無さそうだ。夏季にはサギ草などが花を咲かせるらしい。

野草に興味はないが、山中にポッカリ空いた空間はそれなりに印象的。

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丸山湿原の周回路には西回りと東回りのコースがある。少し迷ったが

直線的で短いように思われた東回りコースに入る。中央に観察用のデ

ッキが設けられている。写真は振り返ったもので、右側を歩いて来た。

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湿原の末端に到着。期待通りに川下川ダムを示す道標が有った。岩場

あり通行注意というのが少し気になるが、進むべき道は間違ってない。

立派な散策路は、岩がちな斜面の細い道となり、岩場の細尾根となる。

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細尾根の先端に立つ。この先は切れ落ちている。斜面にコブシかタム

シバの花がポツポツと白く見えている。少し戻り急傾斜の岩場を下る。

階段状だが左足のバランスに問題がある家族は、時間が掛かっている。

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河原に下り着く。上流に向かって関電の巡視路があるが、どう考えて

下流に向かうべきだろう。ところが道は踏跡というほど細くなって

心細いかぎりだ。それでも何となく続いているので左岸を歩いて行く。

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一瞬どうなるのかって思ったけど、意外に短い距離で車道に飛び出た。

此の道を下って行けば川下川ダムに出るのだろう。土地勘が全くない

ので、大雑把にも自分が、何処ら辺りにいるのか分らずに歩いている。

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というのも丸山湿原から川下川ダムが見えてくるまで、スマホ電波を

受信出来なかった。あらかじめ地理院地図をダウンロードしておけば

GPSで現在位置を知る事が出来るのだが、毎回忘れてしまっている。

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ダム湖周囲の道って、グネグネと曲がって必要以上に歩くことが多い。

だが、此処では割とスッキリしていた。存外に短い時間でダムに着く。

そのまま下って行けば、新名神高速道路の高架橋をくぐるようになる。

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これが迫力の土木工事で圧倒される。右の橋脚は崩れ易そうな岩山に

立っている。左の橋脚はロックフィル式の川下川ダムが決壊すれば直

撃を受ける。それぞれ特殊な工法が用いられているんだろうかと思う。

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更に進むと車道は武庫川本流に突き当たり、左に曲がって行く。その

まま歩いて行けば道場に戻る。ガードレールを越えて右下に下る踏跡

があった。JR福知山線の線路を間近に見つつ、土手を下って行ける。

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記事が長くなったので、此処までの地図を張り付けておこう。緩やか

な丘陵なので、地形図で見るより時間も掛かっていないし、疲れても

いない。道場駅7時40分、大岩岳9時40分、武庫川12時30分。

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福知山線の高架をくぐり武庫川の河原に出る。此処から武田尾までが

ネットで調べても、様子が特に分かり難かった箇所。水量によって難

易度やコースが変わるようだし、河原から道に出るまでの距離が不明。

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とにかく水量は少なそうだから難しくはないだろう。家族はネット記事

を読んで、相当長い距離をへつるように思ったらしく、沈した時の為に

ズボンを含めた着替え一式を持ってきたという。しばらくは河原の歩き。

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どうやら道に出るまで二箇所の難所があるらしい。最初の岩壁は水量が

少ないので飛び石伝いに容易にクリアできた。水量が多いと左岸をへつ

って回り込まねばならないのかな。とすれば難易度はかなり上がりそう。

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すぐ二つ目の難所が見えてきた。川に突き出たピナクル。観察すると

三つのコースがあるようだ。山腹との際の鞍状の部分にロープが多数

設置されている。水量が多い場合は此方を利用することになりそうだ。

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だが今日は水量が少ないので、ピナクルの裾を容易にへつる。残置ロ

ープがぶら下がっているが、これは一段上のバンドを通る為のものか。

やけに長いと思ったら、下流側が垂壁で完全にぶら下がることになる。

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ピナクルを越えるとすぐに上方へ向かう踏跡がある。上がってみると

廃道化した林道に出た。実際に河原を歩いた距離は200m程だろう

か。少々あっけない結末だが、予定通りに歩き通せるならそれは良い。

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武庫川の瀬音が大きく聞こえる。道は細くなったり、崩れている所も

あるが通行には問題ない。残置ロープや補修された所もある。こんな

ルートが有るとは全く知らなかったが、相当の人が歩いているようだ。

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やがて前方にはガードレールが見え、それを越すと広い林道となった。

此処も旧福知山線廃線跡かと思ったりするが違うみたい。何の為の

道なのか分からずじまい。道場まで通じていれば、有用であろうけど。

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福知山線のトンネルが途切れる所へ来た。この付近で対岸に細尾根が

せり出し武庫川は大きく蛇行する。高知県仁淀川みたいな雰囲気だ。

近場にこんな所が有ると思わず。地味な林道歩きだけど結構楽しめる。

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瀟洒な宿泊施設を左上に見て進むと駐車場。一角には足湯施設がある。

昭和40年製のマツダ・キャロルに乗って来られた方がいて、足湯に

浸かりながら色々お話を伺った。子供の頃よく見かけた車で懐かしい。

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対岸の元湯へ渡る歩道橋の手前。この日の武庫川沿いではこの一本が

一番早く咲いていた。左岸のトンネルを一つ抜けて、しばらくでJR

武田尾駅が見えてきた。駅から下流方向は人の姿がやけに多く見える。

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駅の規模からすると、今日は週末だったかと思うほどの人出。皆さん

桜がお目当てのよう。武田尾には過去一度来たことがある。とはいえ

それは32年前なので記憶は朧げだが、駅周囲の様子は激変している。

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駅から下流側には民家が並んでいたと思うが、現在は大規模な駐車場

となっている。もっぱら月極だが一時利用もできるよう。廃線跡入り

口前には、小ぎれいな飲食店があって、けっこう賑わっていたりする。

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時刻は14時。巨大な護岸堤防の階段に腰かけて、本日2度目の食事

休憩にする。メニューは打出「レミュー」のブールに、家族の作った

ポークビーンズ。本当はバゲットを買いたかったけど売り切れていた。

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人間の記憶ってあてにならないものだ。この時は二人とも32年前も

廃線跡を普通に歩いたと思っていた。しかし家に帰って写真を探すと、

西宮の自宅から自転車に乗ってきて、廃線跡もずっと押し歩いている。

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当時乗っていた自転車は9kg程度だったから、枕木の道もさほどに

苦労しなかったのだろう。武田尾から周回して宝塚高原ゴルフ場横の

桜が素晴らしく綺麗だったことだけ覚えている。今回来る当たっては、

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改めて調べるということはしなかった。ハムはトンネルは短く薄暗い

程度だと記憶していたが、家族が真っ暗で怖かったと言うのでヘッド

ランプを持ってきた。最初の内は確かに出口が見えて普通に歩けたが、

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桜の園の入り口を過ぎると、トンネルが長くなり、かつカーブしてる

ので真っ暗になった。危険な所は無いがライトはあったほうが良いな。

宝塚側から歩いてくる人もまだまだ多い。春休みで学生グループとか

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子供連れ、外国人も数組。幼稚園児が10人ほど母親に引率され元気

に歩いて行く。左岸を歩き始めたのが、知らぬ間に右岸を歩いている。

この辺りから対岸の山腹には岩場が現れてきて、なか々に険しくなる。

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さして面白かったという記憶はなかったが、改めて歩いてみると見所

も多く、季節を選べば楽しめよう。また来ても良いと思った。武田尾

から約1時間、木之元地区で河川敷を離れて、国道176号線に出る。

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木之元のバス停からバスに乗る選択もあったが、何となく歩き続ける。

有馬への分岐から先は、蓬莱峡の帰りに何度も歩いている。当時から

狭く交通量が多かった嫌な道。現在176号線は大規模な拡張工事中。

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16時30分宝塚駅到着。40年程前のこと、JR駅の近くに珉珉が

あり、蓬莱峡で岩トレ後は必ず立ち寄った。当時は所属も違った家族

も同じ記憶がある。その店が有ればと思ったがすっかり変わっていた。

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紅葉館の足湯に到着したのが13時15分なので、川下川ダムからは

約1時間。昼食休憩して14時22分に廃線跡入り口をスタートして、

木之元には15時40分着。阪急宝塚駅へは16時30分に到着した。

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交通費は阪急夙川駅から宝塚駅が230円。JR宝塚駅から道場駅

240円。摩耶山方面に行って市バス(220円)に乗車することを

思えば意外に安く近かった。本日の歩数は、52914歩とまずまず。