宮古島3日目の朝。天気予報ではまだ暴風圏内。実際風切り音が凄い。
そこで池間島へはバスに乗って行こうと思った。10時台に平良発の
便がある。マクドで朝食を摂ったりし乍ら、ゆっくりバス停に向かう。

市街地に入ると風も弱くて、自転車で走ってる人もチラホラ。これ位
なら行けるんじゃないと予定変更。富浜モータースさんでママチャリ
を2台お借りする。一日一台1000円、2日間で合計4000円也。

最初は普通のママチャリを出されたが、外装6段のチェンジ付きの物
に変えて貰う。家族の26インチは錆び古びていたが、乗ってみると
すこぶる快調。道南旅行の時も思ったけど自転車って整備で全然違う。

宮古島まもる君は、宮古の道路に設置されている警察官型人形の愛称。
19基あるらしいが全員が兄弟という設定。西原入口交差点に勤務す
る彼は、こうじ君と言うらしい。ハムが借りた27インチと記念写真。

しばらく走ると今度は、すすむ君が見守ってくれる。風の問題だけど、
これがずっと追い風で楽々走れる。平良市街はやや高低差があったが、
後は平たんな道が続くせいもある。ただ池間大橋まで特に見所もない。

約一時間で狩俣集落を過ぎると、西平安名崎と池間島への分岐に到達。
前方に池間大橋が見えてきた。追い風参考記録っていう感じだろうが、
予想よりずいぶん早い。橋に近づくにつれ,て、風もどんどん強くなる。

瀬渡崎の撮影ポイントで、自転車を入れて写そうと強風ですぐ倒れて
しまう。池間大橋は全長1425m。中央部が盛り上がっているのは
走ってみると分かるのだが、見た感じは割と平坦。そろそろ行こうか。

橋の上はさらに強風。背中を押されて凄いスピードが出る。中央部を
越えた後は、ママチャリの限界を超えてバイク位の速度が出てた感じ。
あっという間に渡りきってしまった。景色を楽しんでいるヒマもない。

池間島の橋詰にある此方の店は屋上が展望台。海美来(かいみーる)
なんて名前なのでオシャレな店かと思いきや、土産物店とも食堂とも
つかない店内は、完全に沖縄タイムが流れていた。すっごく緩い感じ。

アイスを買いに来た人に「台風だからブルーシールの人が持ってちゃ
って無いよ。」とか意味不明。おネエさんが「おいしいよ」って言う
から、紅イモ餅200円を買って屋上に上る。これは本当に美味しい。

宮古島から渡ってきた池間大橋。南向きは風が強くて立ってられない。
もう少しゆっくりしていたかったが池間島一周に向かう。展望台には
次々と観光客が上がって来るが、あまり商品が売れている気配はない。

池間島の周囲は約10km。まず港に行ってみるが保安庁の巡視船が
停泊していただけ。漁船は出漁中だったのかな。集落に続いて、やや
奇抜な外観や超高級そうな宿が並んでいた。陽が差すと海の色が綺麗。

一周道路にレンタカーが2台駐車していたので立ち寄ってみると砂浜。
後から調べるとイキヅービーチというらしい。干潮の時にはハート形
の岩穴を見ることが出来るらしい。今日は泳ぐのはちょっと無理かな。

時計回りに島を一周して行く。大きな灯台を過ぎると前方に大神島が
見えてきた。宮古島もそうだったけど、歩道はほとんど歩く人がいな
いんだろう。草木が茂ったり、枯枝が積もったりしていて通行は困難。

数台のレンタカーが停車する駐車場から、南へ少しでフナクスビーチ。
池間ブロックとも呼ばれているらしい。完全に風裏になっていて、風
も弱いし波もない。海水も澄んでいる。此処なら十分泳げそうだった。

太陽が完全に顔出すと砂の白さが際立つ。実はこの頃から日焼け止め
を忘れたことを後悔し始めている。10月とは言え日差しは強い。腕
はすでに赤くなっている。ゆっくりしたいがもう帰った方が良さそう。

来る時は追い風だったけど、宮古島に戻るときは当然向かい風。少し
は弱くなってないかと期待したけど相変わらず強風。最初の内は乗っ
ていたけど、中央の盛り上がりの前から、降車して押し歩きで渡った。

大橋を渡った狩俣にあるタコが名物で有名な食堂。此方で昼食を頂く。
でも値段は観光地価格だし、味は・・・。メニュー写真と現物の違い
にもがっかりした。ネットの評判はあてにならない。それでも超満員。

帰り道はずっと向かい風。平良市街の手前で道に迷い、内陸部を走っ
たら、意外に坂道が多かったり、日焼けがひどく痛み始めたりで疲れ
切ってしまった。ホテルの部屋でシャワーを浴びて夕暮れまで一休み。

夕食は初日に見かけて気になった此方のレストラン。夕食バイキング
800円って凄いな。総菜の数は多いけど味は値段なり。でもサラダ
類が普通においしく頂けた。お腹いっぱいになり、それはそれで幸せ。

この旅行から5年後、海美来のお姉さんが「台風だからブルーシール
の人が持ってちゃった。」と言った理由が判明。台風で停電になって
アイスが溶けるのを防ぐ為だとか。自家発電の冷凍庫に保管するよう。