摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

一人ぼっちの雲仙旅行(1日目)

家族の方も少し落ち着いてきたので、ピーチのセールで長崎往復の

航空券を買う。表向きは片道1000円だが、訳の分からぬ支払い

手数料や空港税を加算され、2名で計7700円の支払いとなった。

ところが直前になって又しても家族は行けなくなった。やむえない

事情だが航空券を無駄にするのは4度目。毎回LCCなので払戻し

は受けれない。この先遠出できなくなりそうでハム一人で行く事に。

8分遅れで長崎空港に到着。小さな空港を走り抜け14時発の諫早

行き県営バス(630円)に乗車する。諫早駅では雲仙行きのバス

は1時間後。近くのスーパーに二泊三日分の食料を買い出しに行く。

ところで諫早バスターミナルが渋い。一階部分が待合室とロータリー。

二階はショッピングセンターとなっている。建物内には売店・喫茶店

うどん店もあり、今だに機能している様子は、韓国と極めて似ている。

県営バス島鉄バスの共用ターミナル。神戸は長い間バスターミナル

が無く、ミント神戸に出来た後も、神姫バスは別に運用している事を

考えると、旅客に優しくて機能的な共用ターミナルの先進性が伺える。

バスは諫早市から雲仙市に入りまず小浜を目指す。車窓から雲を被る

雲仙岳が見えた。天気予報は良いし、明日の晴天は確実と思われたが。

小浜温泉で多くの乗客が下車し、後は10名程の中国人観光客とハム。

バスは海岸沿いから標高700m近くまで駆け上る。温泉街の南端の、

白雲の池入口バス停で下車(1350円)。すぐ前が「雲仙よか湯」。

元は三菱重工の保養所を、立ち寄り湯と湯治宿として再活用されてる。

部屋はツインだが、一人で利用の場合は4080円(税・入浴料込み)。

部屋によっては少々仕様が違うが、バス・トイレ付。室内には洗濯機や

炊飯器、冷蔵庫、ミニキッチン、フライパンや什器一式が備わっている。

大型テレビやガスヒーターも有り、通常の湯治宿より快適に過ごせそう。

本当は一泊二食付きの温泉宿を予約してたがキャンセルした。一人なら

此方の方がリーズナブル。二人だと2倍弱の料金になるのでどうかな?。

明日の昼食も含めた2泊分の食料(2009円)。一人なので自炊でき

るとはいえ、簡単な物ばかり。今夜はモツ鍋とサバの押し寿司。ビール

1本。まず掛け流しの温泉に入ろう。小さいが露天風呂もあり楽しめた。



コンドミニアム雲仙よか湯
長崎県雲仙市小浜町雲仙380番地