摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

マウナ・ラヒラヒ・ミニハイク・・・・・2017年10月31日

ピンク・ピルボックスに登った後は、ナナクリのスーパーで弁当を買い

ナナクリ・ビーチで昼食を済ませた。その後、ナナクリのキャンプ場や

マーメイドケーブを見に行ったが、まだ13時半。ならもう一つ行こう。

ナナクリから40番のバスに乗り、マウナ・ラヒラヒ・ビーチパークの

交差点で、バスが山側に右折した所で下車する。目指すは岬にある尖峰。

ここから見ると思っていたより険しいけど、はたして登れるんだろうか。

ファーリントン・ハイウェイから、マウナ・ラヒラヒ・ロードという住

宅街の道路に入った。住民から咎められないかと、恐る恐る歩いて行く。

突き当りにフェンスがあったが、これは脇から越えて、そのまま荒地を

真直ぐ進んで行く。歩く人は相当にいるようで、良く踏まれた道が有る。

「危険につき、この先行くな!」という看板が立てられている。ハム的

には「この先に絶景あり」と読める。そこは日本も韓国・香港でも同じ。

だが「私有地につき進入禁止」は、文字通りに受け留めるべきと考える。

踏跡は岩峰の北側に回り込んで、緩やかに登って行ける。先ほどビーチ

から見たような険しさは感じられない。これならば登れそうだなと思う。

と思っていたら、2m程の岩壁に行く手を遮られる。ここだけは手を使

って乗り越した。もっと緩やかな踏跡もあって、下りはそちらを使った。

一気に展望が広がった。右端に見えるのが、ピンク・ピルボックスの丘。

そこからは緩やかな岩尾根を辿るようになる。階段状なので歩きやすい。

住宅街から15分足らずで、コンクリ製の台座があるピークに到達した。

この旅行を通し、ピークに何かしらモニュメントがあったのは此処だけ。

歩行時間の割には、雄大な風景を望める。西海岸の山は、軍用地や私有

地が多いという事で、ハイキング向けのトレイルは余り紹介されてない。

北側にはパパオネオネ・ビーチ。此処までの西海岸のビーチは、意外に

波が荒かったが、此処は実に穏やかで遊泳に適している。砂浜も広く美

しい。楽しそうな子供達の声が間近に聞こえて来る。良い感じのビーチ。

シュノーケリングをしている人を真下に見る。こんなアングルで見られ

るのは、それほど急峻な岩峰であるということだ。それにしても、あの

人達の背中は酷い日焼けにならないのかと、ちょっと心配になってくる。

岬の先端まで下って行くことも出来そうだが、かなり岩尾根が細くなる。

進む理由もない帰ろう。南側には野外生活されてる方のテントが見えた。

こちらはナナクリ辺りのテントと違って、やや荒んだ雰囲気のテントだ。

さっきのバス停まで戻り、カントリーエキスプレスCのバスに乗車して

ワイキキに戻る。スーパーで冷凍ピザを買って、部屋のレンジで温めて、

夕食にした。その後はホテルのプールやジャグジーに浸かり疲れを癒す。

「NOT So Good Hikers」さんの動画を参考にしました。多謝。