摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

富臨・漁港 佐敦分店(飲茶)・・・・・・香港・佐敦

11月8日は帰国日。正午過ぎの便なので、今日は何もできない。

朝早く起き、東尖沙咀の宿から歩いて佐敦の富臨・漁港に向かう。

今回、他店でも飲茶したけど、最後の朝食はぜひ此処で食べたい。

勢い込んで6時半前に到着。MTR佐敦駅から西へすぐの所だ。

以前はこの付近の安い宿を定宿にしていたが、大陸からの観光

客が増えて四年前でも、飛び込みでは中々泊まれなくなっていた。

今回はホテル予約サイトを利用した。最後の一泊を尖沙咀にした

のは、この店に来る楽しみがあるから。外のネオンは消えていたが

ビルの入口の看板はついていた。3階は日本風にいうと4階のこと。

やっぱり店は開いているが、従業員はまだ、接客も配膳もしない。

客は勝手に給湯室に入り、急須に茶葉と湯を入れテーブルで飲む。

四年前と給湯室の位置が変わっていて、ちょっと迷うが他は同じだ。

6時40分になってメニューを何種類か配られるが、注文はもちろん

早茶優恵点心から選ぶ。4年前に比べ、それほど値上がりしてない。

家族が選んだ鉄観音茶が段々苦くなってきたので、普洱茶に替える。

梅菜肉餅飯(からし菜入り豚肉ハンバーグ飯)。平日なので4.8元。

これを注文して、自分の弁当箱に詰めて、昼ごはんにする客もいる。

配膳されるのは7時から。初めての客か遅いと怒って帰る団体もいた。

皮蛋鹹骨粥7.8元。痩肉粥が一般的だが、鹹骨粥との違いは不明。

痩肉粥より大ぶりな肉がはいってるよう。小椀だが飲茶なので十分。

階下の大家楽(港式ファーストフード店)は、若い人で一杯。此方は・・。

鮮竹牛肉球10.8元。少々高いがボリュームがあるのでつい頼む。

この店が特に味が良いという訳ではない。大体において香港の飲茶

は、大外れも大当たりも無い。こちらは値段と店の雰囲気が好きだ。

煎醸茄子7.8元。安さで選んだが、上にウスターソースを掛けられ

たのは、どうかな。4品頼んで茶代・サービス料含めて48元だった。

最初に来たのが2010年。6年間変わってないのが嬉しいかった。

MTR佐敦駅から地下鉄で東涌駅へ向かう。平日なのに駅前には、

待合せするハイカーで一杯。香港のアウトドアブームは本当みたい。

東涌駅から、S1のバスに乗って空港に到着。まだお茶でお腹一杯。

(2016年11月8日 1HKD=14円)