このところ体調が思わしくない。韓国旅行の疲れかと思ったが、
それだけでは無さそうだ。14日の土曜日も、一日家でゴロゴロ。
15日の日曜も快晴。陽の光を浴びなければ、さらに悪化しそう。
頭痛と上気がするが、午後1時過ぎに家を出て雷声寺に向う。
建物は完成したが、外構工事が続き、正門は閉ざされたまま。
5月半ばだが、新緑から深緑に変わつつある雷声寺の境内。
登山道に掛ると、すぐに家族に置いて行かれる。足の疲れは
さほどでもない。休まずには歩けるけど、スピードは出せない。
旧まや道を登って行くと、中尾東谷の源頭部が伐採されていた。
しばらく来ないと、何かしら変化があるものだ。何の為だろうか。
旧まや道の定点観測点。摩耶山は、もうすっかり初夏の装いだ。
行者小屋裏から、奥の行場と行者尾根の分岐。行場にハイカーが
迷い混むのを避ける為の看板。ハムは一度も立ち入った事はない。
先月、中腹の岩場に設置してあった、固定ロープが無くなっている。
登攀用ザイルなので伸縮し、固定用には向いていないと思ったが、
一時的な措置だったのだろうか。前方には摩耶大杉が聳えている。
ケルンも近頃は、積み上げる人がいないのか。実はこの付近に
咲く、朱色のツツジを期待していたのだが、一輪も咲いていない。
どうも山ツツジの花期は終わったようだ。摩耶山には2週間ぶり。
行者尾根の上部では、モチツツジが咲いていた。この種は花期が
個体によって長い。蜜を吸っているのは、蜂ではなくてアブのよう。
ヨタヨタと登っていたので、天狗道に辿り着くと、家族は待ちくた
びれて眠っていた。トレイルランナーが颯爽と駆け抜けて行った。
何かと言う人もいるが、山を楽しむ一つのスタイルと評価したい。
予想外なことに、天国ベンチの周囲に、山ツツジが咲いていた。
花の木を残して伐採されたようで、そこここに朱色の花が見える。
天国ベンチは風と陽射しが強いので、東側のベンチで食事しよう。
今日のBGM