２月２７日は市ケ原から高尾山に登り、南ドントリッジを北上。
北ドントリッジの入口にある、展望岩場で昼食を摂る事にした。
今日は家族の作ったシナモンロール。というとサザエ型のものを
想像していたのだが、出てきたのは扁平なロールケーキ型だった。
生のリンゴ・スライスを入れるために、こんな形になったらしい。
それはそれとして、シナモンとリンゴの相性が良く美味しかった。
休憩した展望岩場からは、南側にハーブ園の建物が見えている。
朝の内こそ晴れていたが、午後からは雨という予報を聞いていた。
段々、空は暗くなってきた、まんざら誤報でもなさそう。早く帰ろう。
この展望岩場から、直接下る道があるのではと思い、岩に沿って
下ってみるが、どうもハッキリした道はない。まあ何とかなるだろう。
尾根筋を行くが、ドントリッジ特有の脆い岩場で、足元が覚束ない。
尾根自体は藪が濃い。大きな岩があって、黒岩尾根を遠望できる。
時折、道ではないかと思うところもあるが、続かない。猪の獣道
以上の物ではない。最後までグサグサの脆い斜面をずり下がる。
下り着いたのは、分水嶺越し林道から、森林植物園東口に伸びる
森林管理歩道。それは予想通りだが、道はおろか踏跡もなかった。
北ドントリッジの南端を振り返る。肉眼では展望岩場も見えている。
帰りは生田川に沿って下る。高尾山堰堤下徒渉点。昨年台風で、
飛び石が乱れたのを、補修されている。人力でウインチを使って
作業されていた。とても歩き易くなって、安全に通行できる。感謝。
