摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

雲長山(1126m)・・・・・・全羅北道・鎮安郡・・・2015年5月23日

5月22日ピーチ航空ソウル行き最終便で、仁川空港に到着した。

市内の高速ターミナルから高速バスに乗り、全州に到着したのは、

5月23日の午前2時前のこと。馴染みの安宿も灯りが消えていた。

別の宿を探し床についたのは、午前2時半過ぎ。そして6時起床。

全州からバスで、鎮安バスターミナル。8時発の市内バスに乗車。

横目に馬耳山(マイサン)を眺めながら、東回りで北に進んで行く。

相変わらず韓国の市内バスは難しい。時刻表には終点のバス停名

が記載されていたが、車体には1つ手前のバス停が表示されている。

運転手に聞いた上で乗車。途中のバス停ならば乗り逃がすところだ。

バスは40分もかかって、終点のヂャンスアムに到着した。幸い

鎮安(チナン)の市内バスは、全線一律料金で1350Wで済む。

大都市ならともかく、郡部では珍しい。また交通カードも使える。

ヂャンスアムは、昔乍らの田舎家と瀟洒な別荘が混在する村落。

村内に道標が無くウロウロするが、高みに登って行けばよかろう。

村外れに雲長山への道標があった。私有地に立て難いのか。

日本も暑かったが、韓国も相当暑くなりそう。日差しが眩しい。

よく整備された登山道が現れる。樹林帯の中を登って行く道。

昨夜の睡眠不足のせいだろう、調子が出ない。体の内側から

疲れが出てくる感じ。だんだん気温も上がって、汗だくになる。

約一時間、単調な樹林帯の登りをこなすと、展望岩に登りつく。

しばし小休止して、水分補給する。まだ新緑の名残がある山々。

登山道に戻ると、再び樹林帯の中の登りが続く。ガイドブックの

写真から受けた印象とは異なる。岩場の多い山だと思っていた。

さらに30分歩くと、ようやく、七星台(西峰)の直下に到着した。

登山道は山頂岩場の右裾を巻き上がって行く。視界が広がる。

七星台(1120m)頂上に到着。日陰の無い山頂は、ただ暑い。

午前10時40分。コースタイムは1時間半だが、少々オーバー。

手元の韓国百名山という本では、標高1113mとなっているが、

山名碑では7mも高くなっている。暑くて長くは休んでいられない。

これから向かう雲長台(中峰)と東峰だが、標高の割にマッスを

感じない。ベースとなる鎮安郡全体の標高が、高いせいだろうか。

余りの暑さに休憩もそこそこにして、主峰である雲長台を目指す。

雲長台には、軍の通信施設があり、そのフェンスに案内登山会の

ペナントが沢山くくってある。ソウルからも沢山の登山者が来るの

だろう。ただ七星台に比べると、展望は良く無く、休憩場所も無い。

主峰を示す物は、漢字で「大三角点」と記された古い標柱ぐらい。

カンカン照りでは休む気もせず、早く日陰に入りたいと先へ進む。