扶安(プアン)から、市外バスに乗り全州に向う。特に目的はない。
バスが全州の街に入ると、大都会に見えて吃驚する。それほどに、
今回の旅行では、田舎の小さな町ばかりを巡って来たということだ。
ところが、バスが到着するターミナルの近辺は、市街の北の外れ。
周囲には、バスの乗客相手の食堂ぐらいしかない。一回りするが、
これといって、入りたいようなお店は、見つけることはできなかった。
結局、ターミナル近くに戻り、このお店を覗くと、数組の客がいた。
トゥルチギ 600g 22000Wというメニューが気になり入ってみる。
内臓系かもと思っていたが、出てきたのは至って普通の豚の焼肉。
コチュジャンで和えてあるが、汁はないので鍋でなくても良いかも。
味付けは、もう一つ選べるようだったけど、塩味なのかもしれない。
チュムルロクとは違い、タレに漬け込んだという感じがしない。
お腹一杯になったが、脂身の多い肉で、余りおいしく無かった。
この欲求不満が翌日、3店連続・美味しい店巡りの遠因となる。
(2015年1月4日 1000W=113円)
長寿畜産物精肉店・食堂(장수 축산물정육점・식당)