亀尾駅から鉄道で、大邱駅に到着した。乗った列車は釜山行きだが、
大邱で時間があるなら、ぜひ行きたい食堂がある。亀尾でフグ鍋を
食べたばかりで、それほどお腹は空いてないが、やっぱり行きたい。
大邱駅から西に歩いて行くが、道に迷って３０分もかかってしまった。
実際は１ｋｍ位しかない。広い七星市場の豚足屋さんが集まる通り。
この路地を入った所に、２・３軒のテジプルコギのお店が並んでいる。
今日は手前の店も客引きしていた。タンゴル食堂のアジュマが、さあ
どうぞと表の引き戸を開けてくれたので、写真も撮らずに入ってしまう。
この店は３度目。外は賑やかだが、中は静かに食事している人が多い。
注文はテジプルコギ５０００Ｗ２人分。何も言わずともご飯１０００Ｗが
付いてくる。焼酎も頼もう。大邱に炭焼きテジプルコギの店が多いが、
このお店の、味付けとスモークの風味に勝る所はない。と信じている。
エゴマの葉の上に、ごはん・豚肉・ニンニクそれにアミを乗せて食す。
あんまりお腹は空いてなかったんだけど、食べ始めたら忘れてしまう。
やっぱり美味しいな。途中下車してまで、来たかいがあったというもの。
焼酎２０００Ｗと変わっていない。さて、鄭銀淑氏は「マッコルリの旅」の
取材のために、この近くのテジプルコギ屋さんに来ているが、この店を
選ばなかったのは、マッコルリを置いてないからだろう。ちょっと残念だ。
プルコギは店の前で焼く。巨大なボール一杯の豚肉が用意されてた。
午後３時だが閉店までに、少なくともこれだけの肉を使ってしまうのか。
七星在来市場からポンゲ市場へと、市場見物しながら大邱駅に帰った。
（2015年1月5日 １０００Ｗ＝１１３円）
タンゴル食堂（단골식당）直訳すると「なじみの食堂」
大邱広域市北区七星洞１街
この食堂を紹介するテレビ番組があったので貼りつけてみた。
市場の人気食堂を特集したもので、その一番最初に出てくる。
番組は騒々しいが、このお店は静かで落ち着いて食事できる。
