居昌市外バスターミナルから、6時50分発のバスに乗り安義に向かう。
安義のターミナルからは、昨日黄石山へ登るために乗った7時半発の
同じバスに乗り替えて、終点の龍秋寺で下車すれば、箕白山登山口。
バスの終点は、駐車場になっていて、トイレもある。食堂も1軒あるが、
営業してるかは定かでない。箕白山は付近の最高峰で人気があるよう。
駐車場からの車道は、龍秋寺(ユンチュサ)に向けて続いているようだが、
すぐに箕白山(キベクサン)への道標が現れるので、登山道に入って行く。
一旦尾根に出るが、すぐに沢沿いの緩やかな道となる。とても道幅が広い。
沢沿いの道には、大きな山栗がたくさん落ちていた。旅の空でなければ、
拾って焼き栗にしたい。緩やかな道が続き、尾根に出る手前だけが急登。
広い尾根筋に出てきた。まだ主稜線ではないだろう。明るい疎林が続く。
ひとしきり支尾根を登ると、主稜線へ出てきた。山頂へは200米の地点。
山頂手前に岩場がある。過去の経験から、此処からの展望の方が良いはず。
南側に見えているのが、昨日登った黄石山。遠くに見えるのは智異山かな。
山頂は樹林に囲まれ平凡だが、北側の稜線には、目立つ岩場が2か所ある。
さらに山頂稜線を、北に目を延ばすと金猿山。遠くに見えるのは南徳裕山。
岩場でしばし展望を楽しんだ後、わずかな登りで箕白山の頂上に到着した。
立派な山名碑はあるが、趣に欠けるので、昼食を摂るのは別の所にしよう。
箕白山頂からの風景。安義からバスに乗り、やって来た谷筋が見えている。
山頂から少し下ると、将棋の駒を重ねたような岩場。この上で昼食にしよう。
登山度から外れて、大きな岩がゴロゴロ転がる尾根筋を、強引に登って行く。
岩の上から南徳裕山を望む。国立公園だが、スキー場があるので避けていた。
此処から見ると、秀麗な山容で登ってもよさそうだ。東側は断崖でちょっと怖い。
平たい岩を選んで座り込み、昼ごはんにする。と言っても三角キムパ2個づつ。
食事を終えて岩を下って行く、東側斜面の葉を落とした木々が白く輝いていた。
登山道に戻り、食事していた岩場の下を通過する。ロープが設けられているが、
滑り台のようなスラブの上なので、雨天や凍結時には、かなり緊張するだろう。
先と同じような岩場が現れる。此処から見ると、食事してた岩場と山頂も一緒。
さらに、北に進み金猿山との鞍部に下ると、コンクリート舗装の林道が現れた。