3月9日は良く晴れた日曜日。気温も20度近くまで上がるそうだ。
ところが、家を出たのは午後2時過ぎ。軽く摩耶前山にでも登ろう。
雷声寺の紋三郎稲荷大明神から登り始める。祠前から道が斜上する。
雷声寺の西側尾根に出て、少し南に開けた所がある。黄砂にかすむ街。
東側の一般道は、段差の大きな階段道なので、こちらの方が歩き易い。
苧谷の源流域を望む。急峻で、ずいぶん山深い所のような雰囲気がある。
学校林道の分岐で、南側の東山尾根への道に入る。西へ回り込んで行く。
上筒井線九鉄塔の下を、今日の最高点にしよう。伐採されて展望が良い。
下りは旧まや道途中から青谷へ下る道を歩いてみよう。初めて歩く道。
しっかりした階段道を下っていくと、大岩をご神体とした祠があった。
「七面大天女」という石碑がある。ここへ参詣する為の道であるようだ。
青谷道に出る所は、立派な石段になる。往時は参詣客も多かったろう。
つくばね会集会所前にある案内図。とても分かりやすい。この付近を、
隅々まで知っている人が作ったものだろう。官製ではこうはいかない。
休憩した東山の標高は371m。下ってきた道は、上田道というそうだ。
少し下った青谷側には、梅の花が咲き始めていた。暖かい日曜日だった。