摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

青谷東尾根からケーブル中間駅へ、目的は・・・

今日は、自宅から近い青谷東尾根に向かう。また天気予報を信じて、

厚着をしてきたら、雪もチラついてるし風も冷たいんだけど、暖かい。

もう春の日差しと言っても良いだろう。冬用のタイツは要らなかった。

教福寺前から見上げると、中腹の鉄塔辺りが一つのピークに見える。

青谷道に入ってすぐに、右手の斜面に取り付くのだが、下から見ると、

道はありそうにない。行き過ぎて振り返れば、東尾根への踏跡がある。

急斜面に斜上する踏跡があるが、道幅狭くて、いまだに少し緊張する。

谷東尾根の下部は、埃っぽくて不快な雑木林。あまり好きになれない。

背の高い笹薮が密生する所。東側に回り込むように踏跡がついている。

この辺りまでは、現在は、山仕事用のピンクテープを目印に歩くと楽だ。

だが、強引に尾根筋を直登しても、猪の獣道があるので歩けなくもない。

笹薮帯を抜けると、落葉樹の林となり道もはっきりする。好きな林相だ。

谷東尾根の名物。ヤドリギに巻き付かれた倒木。此処だけジャングル。

さらに進むと照葉樹の多い急斜面。道ははっきりしてるが滑りやすい。

短いけれど急な尾根は、疲れるというか、登った気のする場所でもある。

展望の良い鉄塔下で、クッキーと紅茶で一休み。馬酔木の花が咲いていた。

西側を見ると三本鉄塔がきっちり三本に見える。くどいが本当は四本ある。

定番の摩耶大杉。近くから見るよりも、ここからの姿のほうが良いと思う。

今日の昼食は、ロープウェイ中間駅下の広場で。いつになく明るい感じだ。

ちょうどロープウエイが運行されるところだった。何だか得した気分がする。

下りは上野道。中間部に一か所だけ高圧線の下で伐採されたところがある。

西側に、今日登って来た青谷東尾根が見えている。空身のハイカーが多い。

五鬼城展望公園のベンチ。此処は人工的で陰鬱な上野道で、唯一好きな場所。

ところで、嫌いな上野道を、どうして下って来たかというと、実は別の目的がある。

クレーンで既に運び込まれてしまったという、摩耶ケーブルの新車両を見に来た。

やや前傾姿勢で、車体が軽そうなことを除くと、デザインに大きな変化はないが、

運転席に、とても狭いドアがついた。一部の乗務員さんはダイエットが必要かも。

3月1日より、まやビューライン・サポーターの会の募集が開始。詳しくは、こちら