空港にあるレストランは、とんでもなく高いものと思っていた。
ところが、金浦空港3階、国際線発着フロアにある食堂街の、
看板の前で、思わず足が止まった。何とも存外に安いのだ。
2軒並んだ食堂の、どちらも同じくらいの値段。鍋類一人分が、
5000Wから7000Wくらいで市中の食堂よりも安いと言える。
空港の職員さんも沢山入っているし、量もそこそこありそうだ。
日本語も併記された看板。市中だったら避けるタイプのお店だが、
値段を見ると悪くないし、焼肉・鍋・飯・粥と種類が豊富なのも珍しい。
ナクチ(蛸)鍋5000Wと、テジ(豚)プルコギ6000Wの選択に悩む。
結局、テジコチュプルコギにした。バンチャン(副菜)は少なめだけども、
普通は1000Wで追加する、ご飯が値段に含まれていて、かなり割安だ。
上の写真は二人分。テジコチュプルコギは二人分からの注文だったと思う。
味のほうもまずまずだし、量も十分だった。韓国では、鍋や焼肉は二人分
からが原則だが、このお店は、種類によっては、一人分でも提供するみたい。
隣の席では、一人用の鍋でプデ(部隊)チゲが出てて、これもまた珍しい風景。
余ったご飯で、〆にポックンパブを作る。サービスでインスタントコーヒーが
飲めるのは普通だが、何とアイスクリームも置いてあって、無料でいただける。
二人分の食事と焼酎1本で、合計15000Wの会計は、今回の旅行で最安だ。
済州本家
金浦空港3階
(2012年1月3日 1000W=82円)