12月1日になってしまった、摩耶ケーブルは動いていないので、
摩耶山に登ると歩いて降りねばならない。標高の低い所に行こう。
北野町を通って行くが、異人館の数よりチケット売場が沢山あって、
異様な雰囲気。観光地といえばそれまでだが、健全な感じがしない。
異人館街の西のはずれから、山に沿って西へ行くと、北野町西公園。
公園奥から右手の尾根に登って行く。照葉樹の暗い森に下生えの黄葉。
下部は広く緩やか。北野町辺りから登る尾根の中では、一番登り易い。
この尾根は展望は、ほとんどない。かろうじて紅葉越しに長田の街並み。
登るほどに道が良くなるのが、この尾根の特徴。落葉樹もチラホラある。
対岸の天神谷東尾根の方が、落葉樹が多いようだ。雲の多い空模様。
堂徳山の山頂を越えた所にある公設道標。登山道が整備されたのだから、
「行き止まり」という表示を、「←北野町西公園」に書き換えて欲しいものだ。
二本松林道に向う途中、藪を分けると鍋蓋山から菊水山への稜線が見えた。
堂徳山からの道は、山腹をトラバースして、やがて二本松林道に合流する。
再度ドライブウェイを渡る。この付近の紅葉も先週より色濃くなったろうか。
此処から先の二本松林道は、左斜面の見下ろす紅葉が、とても綺麗になっていた。
今日は二組の登山者に出会ったが、紅葉の時期だからといって賑わう事はない。
黄色いモミジが多いが、それはそれで綺麗。赤くならず落葉してしまいそうだ。
猩々池の手前辺りが、二本松林道でも紅葉が綺麗な所だが、落葉が始っている。
二本松林道も猩々池から先は、車両通行止めなので、道一杯に落葉が乗っている。
モミジの木は少なくなり落葉樹の大木が多い。地味だが車は通らず静かに歩ける。
七三峠下の切り通し。右手には七三峠への道。左手には防火道へ登る道がある。
この通行止めの柵。最初は道を通せんぼしていたのだが、左脇に移されたよう。
この上の高圧鉄塔への、巡視路を塞いでいたからだろう。鉄塔下で昼食にしよう。
だんだん雲行きが怪くなってくる。小雨が降ってきたが、今日も雨具は持ってない。