金曜の夜、11時発の夜行日帰りバスで、岐阜県のホワイトピアたかすへ行った。
つらい夜行バスも、睡眠導入剤のおかげで、目覚めるとゲレンデに到着していた。
天気は朝から良いが、金曜日に降った雨のため、ゲレンデは全面アイスバーン。
リフトは朝7時から。ボードでガリガリと爆音を立てながら滑る。それなりに楽しい。
11時に昼食を摂り、ビッグフットに履き替える。最近、ほとんど見かけないが、
その昔はけっこう流行ってた、長さ63センチのミニスキー。短くて、軽いので、
ボードと一緒に持ってきても、苦にならない。春の締まった雪なら山でも使える。
(左端から、毘沙門岳。野伏ケ岳。大日ケ岳。石徹白を囲む山々。右端は白山。)
ヨーロッパの夏の雪渓遊びの道具に、靴に装着してカカトで滑るフィーゲルがある。
ビッグフットの生い立ちには、このフィーゲルが、多分に影響してると思われる。
カカトのエッジが効くようになっている。短いので新雪は不得意。ザラメ雪が得意。
春の腐った雪では、抵抗が少なく、長いスキーより楽に滑れるし、スピードもでる。
と言いつつも、ビッグフットは、8年前に伊吹山頂から5合目まで滑って以来のこと。
1走目は、短さゆえの不安定さに、おっかなびっくり。2走目で、滑り方を思い出す。
2枚の板をピッタリ揃えると、雪の抵抗が少ない。加重するだけでターンが始まる。
午後になると、雪がくさってきた。ビックフットならではの、直線的な滑りを楽しむ。
3時間程で、ビックフット終了。残りの時間をボードで過す。久しぶりに晴れた土曜日。