西狗牙嶺と中狗牙嶺の合流点。狗牙嶺の頭ともいうべき場所で、小休止する。
鳳凰山が聳え立つ。標高千米に満たないが、鎧の様な岩を纏い立派な山容。
此処で引き返し、中狗牙嶺を下っても悪くないが、目前の鳳凰山を見ていると、
登らずにはいられない。だが、主稜線に出るまでの、岩の急斜面が厳しそうだ。
休憩していた道脇には、ピンクと朱色のツツジが咲いている。
西狗牙嶺と中狗牙嶺の合流点を振り返る。鳳凰山のそばにあるので尾根扱いだが、
独立峰なら立派な山だ。足元は急峻な岩場が続くが、思ったよりは難しくないようだ。
急斜面の岩場を過ぎると、やや斜度が緩くなり草原を登るようになる。海が見える。
鳳凰山直下のトレイルにでた。昨年はガスと強風の中を歩いたので、急に思えたが、
今日歩いて来た道と比べると、なんてしっかりした道だろう。随分と緩やかに思える。
山頂で昼食。富臨漁港で飲茶の、蓮藕肉餅飯と鳳爪排骨飯をタッパーに詰めてきた。
いずれも早茶優恵点心で５．８ＨＫＤ（５８円）。お米がとても香ばしくて美味しく感じる。
足元には東涌と梅窩への自動車道が見えている。このまま峠の伯公拗のバス停に
下る方がスマートだが、何せ昨年歩いた道なので、今日は戻って中狗牙嶺を下ろう。
鳳凰山の山頂。ボッカ訓練かな、大きな荷物の三人組。季節は冬だが日差しはきつい。
