摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

猪圏火鍋・・・・・・広東省・深圳

明日の飛行機で日本に帰国する。香港から深圳に戻って来た。

中国での宿選びの基準は、水周りの良さだ。飛び込んだ安宿は、

部屋を見せてもらうと、温水が出ない。少し高いが、初日の宿に

もう一度泊まる。繁華な東門歩行街に近い連鎖(チェーン)ホテル。

買物と夕食に、東門歩行街に繰り出す。とんでもなく、人が多い。

その上、通りが入組んでいて、目印のマクドナルドに行き着かない。

ウロウロしてると、可愛いウンチのマスコットが目につき足が止まる。

このウンチ君は、便所主題歓楽餐庁という洋食レストランの客寄せ。

だが、後ろに火鍋店の看板が目に入り、安さに吊られて夕食決定だ。

猪圏火鍋というのが店の名前。便所主題歓楽餐庁と同じ雑居ビルの2階。

この店のシステムが面白い。スーパーのように、火鍋の具材がならんでて、

自分で選んでカゴにいれ、レジで清算する。値段は商品の近くに貼ってある。

ビールは、7RMBから。コーラやジュースは、1.25リットルが、8RMB。

野菜もキレイだし、肉類も種類豊富。何より自分の目で見て選べるのがよい。

商品名の表示は普通話で、広東語の表記よりも、日本人にはわかりやすい。

レジの横にある貼紙に、鍋底(スープ)の値段が書いてあり、選択して清算する。

小鴛鴦鍋底。レジでシャォインヤンって言ったら通じた。近くに立ってる店員に、

持ってくるよう頼む必要があったようだが、テーブルで、どうしたら良いのかと

思ってたら、店主らしき人が気付いてくれて、店員に注文を取りに来させた。

薄味と辛いスープの組み合わせ。どちらか美味しければという安全策なのだ。

チープでポップな店内。客層は10代後半から20代前半までぐらいかな。

火鍋、2ラウンド目。右側のの中華ハムと、湯葉を揚げたのが美味しかった。

火の調節をしようとしてテーブルの下を探っていたら、隣のテーブルの男性が、

教えてくれた。いやいや電磁調理器なので、テーブルの上で調節できたんだ。

会計は、全部で80RMB。経済特区深圳としては、安いほうだろうかな。

何より、美味しかったので大満足で店を後にした。でも、もう一度来れるかな。

その後、スーパーに行ってお買物。タイ産のジャックフルーツが、通常17RMBを、

2パックで10RMBだったので即購入。オレンジ色のほうが熟れてておいしかった。


(2012年1月8日  1人民幣=12円)