摩耶山の麓から

Mt.Maya Without a Map

摩耶東谷から山寺尾根へ・・・・・・(食わず嫌い・・第3弾)

今日は、朝から北風が吹いていた。寒さにまだ慣れていない初冬。

こんな日には、何処に行こうか?。摩耶山の南面なら寒くないかも。

という軟弱な理由で、再び摩耶東谷へ。風は弱く陽光に溢れている。

摩耶東谷の二股にある高床式の修行小屋。今日は無人だった。

此処までは、紅葉も終わった薄汚い谷筋で、一枚の写真も無い。

高床式の小屋の梯子脇から、上の岩場に登る道がついている。

テーブル上の岩尾根で、末端の岩に「大日如来」と彫られている。

南東に開けているので、冬なら、ご来光が拝めるのかもしれない。

この先、キレイな景色は期待できないので、本日の食料写真でも。

谷沿いに展望が開け、南東方向に山寺尾根が、よく見える。

この岩場から、山寺尾根の上部に向けて尾根が延びている。

道は、良く歩かれているようで、ハッキリして迷いようもない。

しかし最初こそ明るい雰囲気だが、すぐに照葉樹の森となり、

さらに上部では、松の木が多くなって、ほとんど展望はない。

なんとか、松の枝越しに、摩耶ケーブルの中間駅が見える。

登りながら考えたのだが、これは下の小屋で、滝行をした修験者が、

修行のために、摩耶山上の霊場に通う道では、ないのだろうかな。

イカーが登るには、冬枯れの季節以外は、おもしろくもなさそう。

山寺尾根に、合流する手前で、掬星台の電波塔を見上げる。

道は、東側展望デッキ下の、急な階段道の少し下に飛び出す。

標高差50m程に、息を切らすハム、まだまだ修行が足らない。